現地時間5月21日、フロリダ州マイアミのカセヤ・センターで、ボストン・セルティックスとマイアミ・ヒートのカンファレンス・ファイナル第3戦が行なわれ、ホームのヒートが128-102で快勝。3連勝で2020年以来3年ぶりのNBAファイナル進出へあと1勝とした。
プレーイン・トーナメントでシカゴ・ブルズを下し、何とかイースタン・カンファレンスの第8シードの座を確保したヒートだが、大黒柱のジミー・バトラーを中心に、ポストシーズンに入って快進撃を見せている。
1回戦で第1シードのミルウォーキー・バックスを4勝1敗で下すアップセットを起こすと、カンファレンス準決勝でも第5シードのニューヨーク・ニックスを4勝2敗で撃破。
第2シードのセルティックスとのシリーズでは、初戦でバトラーが35得点をあげる活躍で逆転勝ちを収めると、第2戦でも第4クォーターに36-22と猛スパートをかけてアウェーで2連勝を飾った。
そして本日の試合ではゲイブ・ヴィンセントが6本の3ポイントを含むゲームハイの29得点、バトラーが16得点、8リバウンド、6アシスト、2スティール、バム・アデバヨが13得点、マックス・ストゥルースが10得点、ベンチからダンカン・ロビンソンが22得点、ケイレブ・マーティンが18得点をマーク。
ディフェンスでも相手の2大エース、ジェイソン・テイタムとジェイレン・ブラウンを計26得点、フィールドゴール成功率34.2%(12/35)、3ポイント成功率7.1%(1/14)に封じ込め、第4クォーターはバトラーとアデバヨをベンチに下げる余裕の展開で、第2シード相手に圧勝した。
試合後アデバヨは、「お互いを信じている。自分たちが勝てるということを信じている。リーグNo.1チームを倒せると信じている。この信念は本物で、勝ちたいという意志があるんだ」と語った。
第4戦は5月23日(日本時間24日)にマイアミのホームで行なわれる。
なお、ウエスタン・カンファレンス決勝では、ニコラ・ヨキッチとジャマール・マレー擁する第1シードのデンバー・ナゲッツが第7シードのロサンゼルス・レイカーズに3勝0敗とリードしており、22日(日本時間23日)に第4戦が開催される。
シリーズを優位に進めるナゲッツとヒートがこのまま勝ち上がった場合、第1シードと第8シードのファイナルとなるが、これは1999年のサンアントニオ・スパーズ(ウエスト1位)とニックス(イースト8位)以来となる(結果は4勝1敗でスパーズが優勝)。
NBAのプレーオフの歴史で3勝0敗からシリーズを逆転されたチームはない。現在のナゲッツとヒートは勢いがあるだけに、この2チームが今年のファイナルで対戦する可能性は高そうだ。
構成●ダンクシュート編集部
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1回戦で第1シードのミルウォーキー・バックスを4勝1敗で下すアップセットを起こすと、カンファレンス準決勝でも第5シードのニューヨーク・ニックスを4勝2敗で撃破。
第2シードのセルティックスとのシリーズでは、初戦でバトラーが35得点をあげる活躍で逆転勝ちを収めると、第2戦でも第4クォーターに36-22と猛スパートをかけてアウェーで2連勝を飾った。
そして本日の試合ではゲイブ・ヴィンセントが6本の3ポイントを含むゲームハイの29得点、バトラーが16得点、8リバウンド、6アシスト、2スティール、バム・アデバヨが13得点、マックス・ストゥルースが10得点、ベンチからダンカン・ロビンソンが22得点、ケイレブ・マーティンが18得点をマーク。
ディフェンスでも相手の2大エース、ジェイソン・テイタムとジェイレン・ブラウンを計26得点、フィールドゴール成功率34.2%(12/35)、3ポイント成功率7.1%(1/14)に封じ込め、第4クォーターはバトラーとアデバヨをベンチに下げる余裕の展開で、第2シード相手に圧勝した。
試合後アデバヨは、「お互いを信じている。自分たちが勝てるということを信じている。リーグNo.1チームを倒せると信じている。この信念は本物で、勝ちたいという意志があるんだ」と語った。
第4戦は5月23日(日本時間24日)にマイアミのホームで行なわれる。
なお、ウエスタン・カンファレンス決勝では、ニコラ・ヨキッチとジャマール・マレー擁する第1シードのデンバー・ナゲッツが第7シードのロサンゼルス・レイカーズに3勝0敗とリードしており、22日(日本時間23日)に第4戦が開催される。
シリーズを優位に進めるナゲッツとヒートがこのまま勝ち上がった場合、第1シードと第8シードのファイナルとなるが、これは1999年のサンアントニオ・スパーズ(ウエスト1位)とニックス(イースト8位)以来となる(結果は4勝1敗でスパーズが優勝)。
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構成●ダンクシュート編集部
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