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NBA

「左手でボールを持てば、95%の確率でシュートしてくる」ブルズの守備職人カルーソがテイタムの“癖”を語る<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2023.05.21

今季オールディフェンシブ1stチームに選ばれたカルーソ(左)が、テイタムのプレースタイルと癖について言及した。(C)Getty Images

今季オールディフェンシブ1stチームに選ばれたカルーソ(左)が、テイタムのプレースタイルと癖について言及した。(C)Getty Images

 今年のイースタン・カンファレンス・ファイナルは、ボストン・セルティックスとマイアミ・ヒートが激突。2年連続で同じカードとなっているが、ここまで2戦を終えてヒートが2勝0敗とリードを奪っている。

 第8シードながらカンファレンス・ファイナルまで勝ち上がったヒートでは、ジミー・バトラーが平均31.0点に6.5リバウンド、6.5アシスト、4.5スティール、1.0ブロックという驚異的なパフォーマンスを披露。

 対するセルティックスでは、トップスコアラーのジェイソン・テイタムが平均32.0点、10.0リバウンド、4.5アシストと両チームトップの得点をマーク。

 ところが、両選手の得点を第4クォーターに限定すると、バトラーの17得点に対してテイタムは11得点。テイタムの得点はフリースローのみで、フィールドゴールは初戦がゼロ、第2戦では3本放つも成功はゼロと封じ込められている。

 今季のテイタムはキャリアハイの平均30.1点(リーグ6位)を叩き出し、1987-88シーズンにラリー・バードが残した平均29.9点を上回り、1シーズンにおけるセルティックスのフランチャイズ記録を塗り替えた。
 
 さらにフィラデルフィア・セブンティシクサーズとのカンファレンス・セミファイナル第7戦では51得点と、プレーオフ第7戦におけるリーグレコードも更新した。

 第3戦以降、セルティックスはテイタムが勝負所でフィールドゴールを決め切ることが、勝利への近道となるだろう。

 そんななか、5月17日(日本時間18日)にJJ・レディックらがホスト役を務めるポッドキャスト番組“The Old Man & The Three”の最新エピソードが公開され、ゲストにシカゴ・ブルズのアレックス・カルーソが出演した。

 攻守両面でハードワークを身上とするカルーソは、今季67試合(先発36試合)の出場で平均5.6点、2.9リバウンド、2.9アシスト、1.5スティールをマーク。

 ブルズはイースト10位の40勝42敗(勝率48.8%)でレギュラーシーズンを終え、プレーイン・トーナメントでトロント・ラプターズを下すも、第8シードをかけたヒートとの一戦に敗れ、プレーオフへ出場することはできなかった。

 それでもカルーソはプレーオフの戦いをチェックしているようで、セルティックスのエースについて言及した。
 
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