2022-23シーズンのNBAチャンピオンを決めるファイナルが、ついに幕を開けた。
現地時間6月1日、コロラド州デンバーのボール・アリーナでマイアミ・ヒートとデンバー・ナゲッツによるファイナル第1戦が行なわれ、ナゲッツが104-93で勝利。4戦先勝シリーズの先手を取った。
3日前にカンファレンス決勝第7戦を戦って勝ち上がってきたヒートに対し、ナゲッツは9日間の休養を挟んで迎えた球団初の頂上決戦。立ち上がりからそのナゲッツが持ち味を発揮する。
最初の攻撃でジャマール・マレーが先制のジャンパーを決めると、アーロン・ゴードンが12得点と続き、第1クォーターを29-20とリード。第2クォーターもマレーとニコラ・ヨキッチを中心にゴールを重ね、59-42と点差を広げて折り返した。前半終了時点でマレーが両チーム最多の18得点、ヨキッチが10得点、10アシストと2枚看板がゲームを支配した。
後半、ヒートは開始直後からバム・アデバヨの連続得点、ゲイブ・ヴィンセントの3ポイントで7-0のランを仕掛ける。それでもヨキッチを中心に冷静さを保ったナゲッツが、第3クォーター終盤に点差を最大24点に拡大。第4クォーターもヒートの猛追を振り切って会心の勝利をあげた。
ナゲッツはヨキッチがゲームハイの27得点に、10リバウンド、14アシストの活躍。ファイナルのデビュー戦でのトリプルダブルは2002年のジェイソン・キッド(当時ニュージャージー・ネッツ)以来21年ぶり2人目、14アシストは同デビュー戦史上最多と最高のスタートを切った。
続いてマレーが26得点、10アシスト、ゴードンが16得点、6リバウンド、マイケル・ポーターJr.が14得点、13リバウンド、シックスマンのブルース・ブラウンが10得点をマーク。チーム全体でフィールドゴール成功率50.6%(40/79)と高精度でショットを決め続けた。
一方、今プレーオフで初めて第1戦を落としたヒートは、アデバヨが26得点、13リバウンド、5アシスト、ヴィンセントが19得点、伏兵ヘイウッド・ハイスミスが18得点と奮闘。だが大黒柱のジミー・バトラーは13得点、7アシスト、ケイレブ・マーティンがフィールドゴール1/7で3得点、ダンカン・ロビンソンが同1/6で3得点、マックス・ストゥルースが同0/10で無得点とアウトサイド陣に当たりがこなかった。
第2戦は4日(日本時間5日)、再びナゲッツのホームで行なわれる。
構成●ダンクシュート編集部
現地時間6月1日、コロラド州デンバーのボール・アリーナでマイアミ・ヒートとデンバー・ナゲッツによるファイナル第1戦が行なわれ、ナゲッツが104-93で勝利。4戦先勝シリーズの先手を取った。
3日前にカンファレンス決勝第7戦を戦って勝ち上がってきたヒートに対し、ナゲッツは9日間の休養を挟んで迎えた球団初の頂上決戦。立ち上がりからそのナゲッツが持ち味を発揮する。
最初の攻撃でジャマール・マレーが先制のジャンパーを決めると、アーロン・ゴードンが12得点と続き、第1クォーターを29-20とリード。第2クォーターもマレーとニコラ・ヨキッチを中心にゴールを重ね、59-42と点差を広げて折り返した。前半終了時点でマレーが両チーム最多の18得点、ヨキッチが10得点、10アシストと2枚看板がゲームを支配した。
後半、ヒートは開始直後からバム・アデバヨの連続得点、ゲイブ・ヴィンセントの3ポイントで7-0のランを仕掛ける。それでもヨキッチを中心に冷静さを保ったナゲッツが、第3クォーター終盤に点差を最大24点に拡大。第4クォーターもヒートの猛追を振り切って会心の勝利をあげた。
ナゲッツはヨキッチがゲームハイの27得点に、10リバウンド、14アシストの活躍。ファイナルのデビュー戦でのトリプルダブルは2002年のジェイソン・キッド(当時ニュージャージー・ネッツ)以来21年ぶり2人目、14アシストは同デビュー戦史上最多と最高のスタートを切った。
続いてマレーが26得点、10アシスト、ゴードンが16得点、6リバウンド、マイケル・ポーターJr.が14得点、13リバウンド、シックスマンのブルース・ブラウンが10得点をマーク。チーム全体でフィールドゴール成功率50.6%(40/79)と高精度でショットを決め続けた。
一方、今プレーオフで初めて第1戦を落としたヒートは、アデバヨが26得点、13リバウンド、5アシスト、ヴィンセントが19得点、伏兵ヘイウッド・ハイスミスが18得点と奮闘。だが大黒柱のジミー・バトラーは13得点、7アシスト、ケイレブ・マーティンがフィールドゴール1/7で3得点、ダンカン・ロビンソンが同1/6で3得点、マックス・ストゥルースが同0/10で無得点とアウトサイド陣に当たりがこなかった。
第2戦は4日(日本時間5日)、再びナゲッツのホームで行なわれる。
構成●ダンクシュート編集部
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