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NBA

「ウィザーズのみんな、ありがとう!」セルティックス入りのポルジンギスが古巣に別れ「さよならはいつもつらい」<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2023.06.23

セルティックス行きが決まったポルジンギス。はたして優勝へのラストピースとなれるか?(C)Getty Images

セルティックス行きが決まったポルジンギス。はたして優勝へのラストピースとなれるか?(C)Getty Images

 衝撃のビッグトレードが次々と起こっている今オフのNBA。そのうちのひとつが、ボストン・セルティックスとワシントン・ウィザーズ、メンフィス・グリズリーズの3チーム間で行なわれた三角トレードだ。

 この取引で、セルティックスはマーカス・スマートをグリズリーズへ、ダニーロ・ガリナーリとマイク・マスカーラ、2023年のドラフト2巡目指名権をウィザーズへ放出。代わりに、グリズリーズから2023&24年のドラフト1巡目指名権を、さらにウィザーズからは、元オールスタービッグマンのクリスタプス・ポルジンギスを獲得した。

 セルティックスが生え抜き最古参のスマートを放出したのは驚きで、激しいディフェンスとハッスルプレーでチームにエナジーを与えるハート&ソウルを手放したことには賛否両論が挙がっている。ただ、今プレーオフでもイースタン・カンファレンス決勝で敗れていたように、現体制の限界が見えていたのも事実だ。

 そんな状況下で、フィットするかどうか未知数ではあるが、ポルジンギスがチームのマンネリ化を打開し、優勝へのラストピースとなる可能性も十分にある。3ポイントも軽々と沈めるストレッチビッグは今季、キャリアベストとなる平均23.2点をマーク。ジェイソン・テイタム、ジェイレン・ブラウンに次ぐ得点源として、オフェンス面では大きな助けとなり得るだろう。
 
 このトレードを受け、ポルジンギスは自身のSNSに、ウィザーズへの別れの言葉を綴っている。

「さよならを言うのはいつもつらい。ウィザーズの組織、チームメイト、スタッフ、コーチ、キャピタル・ワン(アリーナ)の全関係者、そして施設にも感謝している!寂しいよ!

 ウィザーズファンのみんな!たくさんの応援をありがとう。本当に感謝しているし、毎晩みんなの前でプレーするのが楽しかった。みんなの成功を祈りつつ、僕もキャリアの次の章を始めるよ」

 続けて、セルティックスを意味するクローバーの絵文字とともに「lets goooo」と綴ったポルジンギス。新天地への意気込みも十分なようだ。

 新シーズンへ向けて大改革に打って出たセルティックス。新たなタレントを迎えたNBA屈指の名門は、18度目のリーグ制覇を成し遂げることができるのか。

構成●ダンクシュート編集部

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