現地時間6月22日(日本時間23日、日付は以下同)に発生したトレードで、ゴールデンステイト・ウォリアーズ行きが決定したクリス・ポール。この取引が成立する前日の21日、歴代屈指の名司令塔は『ESPN』のポッドキャスト番組『The Hoop Collective』に出演し、自身が加入するウォリアーズについて言及していた。
2016-17シーズン、そして2017-18シーズンのウォリアーズは、まさに“最強軍団”だった。ステフィン・カリー、ケビン・デュラント(現フェニックス・サンズ)、クレイ・トンプソン、ドレイモンド・グリーンらスター選手を擁し、球団初の連覇を達成。特にプレーオフでは無類の強さを発揮し、2017年はファイナルでクリーブランド・キャバリアーズに1度負けただけの16勝1敗、2018年も16勝5敗と他球団を圧倒した。
そんな彼らをポストシーズンで最も苦しめたのが、ポールやジェームズ・ハーデン(現フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)を擁した2017-18シーズンのヒューストン・ロケッツだ。
この年のロケッツは、プレーオフのウエスタン・カンファレンス決勝でウォリアーズと激突。3勝2敗と先に王手をかけながら、ポールの故障離脱が響いてその後2連敗を喫し敗れたものの、他チームがあっけなく敗れていったなかで絶対王者を土俵際まで追いつめてみせた。
なぜロケッツは、スター軍団のウォリアーズを敗退寸前まで苦しめることができたのか。番組内でポールが語ったところによれば、当時のロケッツは“対ウォリアーズ”に特化したチーム作りをしていたという。
「正直に言うと、ヒューストンでの1年目はトップ2、トップ3、あるいはこれまでプレーしたなかで最高のチームだったかもしれない。ディフェンスでもオフェンスでも、すごくつながりがあった。
そしてヒューストンにいた数年間は、ひとつのチームとの試合に備えるためにシーズンを戦っていたんだ。ゴールデンステイトさ。ディフェンスのゲームプランも、オフェンスのゲームプランも、どの試合もゴールデンステイトを見据えてのものだった。あのチームに勝つためには、それに則したプレーの仕方が必要だからね」
そんな“宿敵”に加入し、キャリア19年目での悲願の初優勝を目指すポール。“昨日の敵は今日の友”として、ウォリアーズの覇権奪還を手助けすることができるか注目だ。
構成●ダンクシュート編集部
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2016-17シーズン、そして2017-18シーズンのウォリアーズは、まさに“最強軍団”だった。ステフィン・カリー、ケビン・デュラント(現フェニックス・サンズ)、クレイ・トンプソン、ドレイモンド・グリーンらスター選手を擁し、球団初の連覇を達成。特にプレーオフでは無類の強さを発揮し、2017年はファイナルでクリーブランド・キャバリアーズに1度負けただけの16勝1敗、2018年も16勝5敗と他球団を圧倒した。
そんな彼らをポストシーズンで最も苦しめたのが、ポールやジェームズ・ハーデン(現フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)を擁した2017-18シーズンのヒューストン・ロケッツだ。
この年のロケッツは、プレーオフのウエスタン・カンファレンス決勝でウォリアーズと激突。3勝2敗と先に王手をかけながら、ポールの故障離脱が響いてその後2連敗を喫し敗れたものの、他チームがあっけなく敗れていったなかで絶対王者を土俵際まで追いつめてみせた。
なぜロケッツは、スター軍団のウォリアーズを敗退寸前まで苦しめることができたのか。番組内でポールが語ったところによれば、当時のロケッツは“対ウォリアーズ”に特化したチーム作りをしていたという。
「正直に言うと、ヒューストンでの1年目はトップ2、トップ3、あるいはこれまでプレーしたなかで最高のチームだったかもしれない。ディフェンスでもオフェンスでも、すごくつながりがあった。
そしてヒューストンにいた数年間は、ひとつのチームとの試合に備えるためにシーズンを戦っていたんだ。ゴールデンステイトさ。ディフェンスのゲームプランも、オフェンスのゲームプランも、どの試合もゴールデンステイトを見据えてのものだった。あのチームに勝つためには、それに則したプレーの仕方が必要だからね」
そんな“宿敵”に加入し、キャリア19年目での悲願の初優勝を目指すポール。“昨日の敵は今日の友”として、ウォリアーズの覇権奪還を手助けすることができるか注目だ。
構成●ダンクシュート編集部
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