6月24日からハンガリーで行なわれている「FIBA U19バスケットボールワールドカップ(W杯)2023」。5度目の出場で史上初のベスト8進出を果たした日本代表は30日、準々決勝で3連覇を目指す王者アメリカと対戦し、61-105で敗れた。
世界最強のバスケ大国を相手に、真剣勝負の場で実力を試す絶好の機会。立ち上がりから先制を許すなか、若きAkatsuki Japanも必死に食らいつく。
8月のW杯のフル代表候補にも選出されているジェイコブス晶(NBAグローバルアカデミー)を中心に、湧川颯人(滋賀レイクス)、小澤飛悠(日本体育大)らの3ポイントが要所で決まり、第1クォーター終盤には21-19とリード。直後に逆転を許し21-23で同クォーターを終えると、前半を36-48と粘りを見せた。
しかし後半は攻守でギアを上げたアメリカに一気に主導権を握られる。来年のドラフト候補にも挙げられているコディ・ウィリアムズ(コロラド大)ら抜群の身体能力を誇るスター軍団に速攻から次々とイージーバスケットを許し、瞬く間に点差が拡大。後半のスコアは25-57と一方的な展開となった。
それでも、ジェイコブスは両軍最多の20得点と存在感を発揮。試合を通じて3ポイント成功率50%(4/8)、第3クォーター中盤には速攻からワンハンドダンクを叩き込むなど確実にインパクトを残した。3月に福岡大学附属大濠高を中退し、NBAグローバルアカデミーに進んだ川島悠翔も後半に7得点(計11得点)と意地を見せた。
日本が近年アメリカ代表と戦った戦歴は、2019年のW杯で45-98、八村塁を擁した2014年のU17W杯では38-122で大敗している(八村は25得点を記録)。今回のU19チームも44点差で完敗とはなったものの、少しだが着実に差を縮める結果となった。
日本は次戦、日本時間1日22時より5~8位決定戦でセルビアと対戦。八村を擁した2017年大会の10位を上回る過去最高成績は確定し、あとは何位で終えられるか。ヤングジャパンの奮闘に期待したい
構成●ダンクシュート編集部
世界最強のバスケ大国を相手に、真剣勝負の場で実力を試す絶好の機会。立ち上がりから先制を許すなか、若きAkatsuki Japanも必死に食らいつく。
8月のW杯のフル代表候補にも選出されているジェイコブス晶(NBAグローバルアカデミー)を中心に、湧川颯人(滋賀レイクス)、小澤飛悠(日本体育大)らの3ポイントが要所で決まり、第1クォーター終盤には21-19とリード。直後に逆転を許し21-23で同クォーターを終えると、前半を36-48と粘りを見せた。
しかし後半は攻守でギアを上げたアメリカに一気に主導権を握られる。来年のドラフト候補にも挙げられているコディ・ウィリアムズ(コロラド大)ら抜群の身体能力を誇るスター軍団に速攻から次々とイージーバスケットを許し、瞬く間に点差が拡大。後半のスコアは25-57と一方的な展開となった。
それでも、ジェイコブスは両軍最多の20得点と存在感を発揮。試合を通じて3ポイント成功率50%(4/8)、第3クォーター中盤には速攻からワンハンドダンクを叩き込むなど確実にインパクトを残した。3月に福岡大学附属大濠高を中退し、NBAグローバルアカデミーに進んだ川島悠翔も後半に7得点(計11得点)と意地を見せた。
日本が近年アメリカ代表と戦った戦歴は、2019年のW杯で45-98、八村塁を擁した2014年のU17W杯では38-122で大敗している(八村は25得点を記録)。今回のU19チームも44点差で完敗とはなったものの、少しだが着実に差を縮める結果となった。
日本は次戦、日本時間1日22時より5~8位決定戦でセルビアと対戦。八村を擁した2017年大会の10位を上回る過去最高成績は確定し、あとは何位で終えられるか。ヤングジャパンの奮闘に期待したい
構成●ダンクシュート編集部
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