7月13日、今夏に沖縄を含むアジア3会場で開催される「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」に臨む日本代表が、メディアに向けて一部練習を公開。今月22日と23日の韓国遠征に向けて、直前合宿をスタートさせた。
この合宿には8日と9日に静岡で行なわれたチャイニーズ・タイペイ戦に出場した13人を含む17人が参加。コート上にはホーバス・ジャパンに新たな風を吹き込んでくれそうな新星の姿もあった。今代表候補で最年少の19歳、ジェイコブス晶(あきら)だ。
横浜ビー・コルセアーズからオーストラリアのNBAグローバルアカデミーへと進んだ期待の星は、今月2日までハンガリーで行なわれていたU19ワールドカップで、日本を史上初となるベスト8に牽引。準々決勝のアメリカ戦では両チーム最多の20得点をあげるなど、大会5位の平均17.0点をマークした。
帰国直後に休む間もなくフル代表の合宿に合流。当初は疲労を考慮し練習への参加を控えていたというが、この日は5vs5の実戦練習で先輩たちに混ざり、得意の3ポイントや躍動感あふれるダンクで猛アピールしてみせた。
203cm・91kgの体躯に、力強さとスピードも兼備。ポジションはシューティングガードからパワーフォーワードまでこなすことができる。
練習後、トム・ホーバスHCも「彼は朝早くから練習に来てシューティングをしています。オフェンスのフォーメーションもすぐに覚えて、頭の回転も速い」と太鼓判。「まだまだ勉強中で、(ガード相手の)ディフェンスができるかどうかを見ている」と当面は4番(パワーフォワード)での起用を示唆したが、「ポテンシャルがすごく高い選手」と期待を寄せた。
ワールドカップの最終メンバーに残れるのは12人。指揮官は韓国遠征までに「1人、2人絞る」と語り、「(韓国遠征に)行けない人は厳しいかもしれない」と言及した。
狭き門をめぐるサバイバルが続くなか、次代を担う19歳の“サプライズ選出”はあるのか。引き続き注目だ。
構成●ダンクシュート編集部
この合宿には8日と9日に静岡で行なわれたチャイニーズ・タイペイ戦に出場した13人を含む17人が参加。コート上にはホーバス・ジャパンに新たな風を吹き込んでくれそうな新星の姿もあった。今代表候補で最年少の19歳、ジェイコブス晶(あきら)だ。
横浜ビー・コルセアーズからオーストラリアのNBAグローバルアカデミーへと進んだ期待の星は、今月2日までハンガリーで行なわれていたU19ワールドカップで、日本を史上初となるベスト8に牽引。準々決勝のアメリカ戦では両チーム最多の20得点をあげるなど、大会5位の平均17.0点をマークした。
帰国直後に休む間もなくフル代表の合宿に合流。当初は疲労を考慮し練習への参加を控えていたというが、この日は5vs5の実戦練習で先輩たちに混ざり、得意の3ポイントや躍動感あふれるダンクで猛アピールしてみせた。
203cm・91kgの体躯に、力強さとスピードも兼備。ポジションはシューティングガードからパワーフォーワードまでこなすことができる。
練習後、トム・ホーバスHCも「彼は朝早くから練習に来てシューティングをしています。オフェンスのフォーメーションもすぐに覚えて、頭の回転も速い」と太鼓判。「まだまだ勉強中で、(ガード相手の)ディフェンスができるかどうかを見ている」と当面は4番(パワーフォワード)での起用を示唆したが、「ポテンシャルがすごく高い選手」と期待を寄せた。
ワールドカップの最終メンバーに残れるのは12人。指揮官は韓国遠征までに「1人、2人絞る」と語り、「(韓国遠征に)行けない人は厳しいかもしれない」と言及した。
狭き門をめぐるサバイバルが続くなか、次代を担う19歳の“サプライズ選出”はあるのか。引き続き注目だ。
構成●ダンクシュート編集部
関連記事
- バスケ日本、W杯に向け静岡で連勝発進!3ポイント44.7%→22.5%とダウンも、積極ディフェンスで失点86→56に<DUNKSHOOT>
- バスケ日本、W杯前の強化試合初戦に快勝!海外組の馬場&富永が躍動、代表デビューの原が最多18得点<DUNKSHOOT>
- 【バスケ日本代表】八村塁の穴はどう埋める?エース不在でワールドカップに挑む“アカツキジャパン”のメンバー12人を予想!<DUNKSHOOT>
- 【バスケU19W杯】若き日本代表が示した世界での現在地。王国アメリカに44点差で完敗も、過去最高位は確定<DUNKSHOOT>
- バスケW杯、DAZNによる全試合ライブ配信が決定!日本代表戦はすべて日本語実況・解説付き【地上波放送・配信予定一覧】