現地時間7月25日、ボストン・セルティックスのスタープレーヤーであるジェイレン・ブラウンがチームとの延長契約に合意したことを、彼の代理人が『ESPN』に語った。
セルティックスとブラウンは今オフに延長契約を結ぶことができたものの、その交渉はなかなか進展せず。ようやく決着したわけだが、驚くべきはその契約内容だ。プレーヤーオプションなし、トレードキッカーを含めた完全保障の5年3億400万ドル、日本円にして約428億円という、目玉が飛び出るほどの超巨額契約を手にした。
これは昨夏にニコラ・ヨキッチ(デンバー・ナゲッツ)がサインした5年2億6400万ドルを大きく上回る、NBA史上最高額。『ESPN』のボビー・マークスによれば、2024-25シーズンから始まるこの契約は、1年目のサラリーが5237万ドル(約74億円)、最終5年目にはその金額がなんと6913万ドル(約97億円)にも上るという。
2016年にセルティックスからドラフト1巡目3位で指名されNBA入りしたブラウンは、7年間のキャリアで470試合に出場し、平均29.7分のプレータイムで17.9点、5.2リバウンド、2.2アシスト、1.0スティール、0.4ブロック、フィールドゴール成功率47.7%、3ポイント成功率36.5%、フリースロー成功率72.3%という数字をマーク。
特にここ4年連続でアベレージは20点を超え、昨季は自己ベストとなる平均26.6点を記録。攻守両面に優れたリーグ屈指の2ウェイプレーヤーであり、2021、23年にはオールスター出場、昨季はオールNBAチームに初選出(2nd)され、2022年にはセルティックスをファイナル進出に導いた。
ブラウンが素晴らしいプレーヤーであることは疑いようがなく、その実力は誰もが認めるところだろう。ただ——。2年連続でシーズンMVPに輝き、昨季はナゲッツをフランチャイズ史上初のリーグ制覇に導いたヨキッチならいざ知らず、優勝経験がなく、オールNBAチーム入りも昨季が初めてと個人タイトルも乏しく、そもそもチームではジェイソン・テイタムに次ぐ2番手と、エースですらないブラウンにこの金額は払い過ぎという声も他球団からは上がっているという。
セルティックスとブラウンは今オフに延長契約を結ぶことができたものの、その交渉はなかなか進展せず。ようやく決着したわけだが、驚くべきはその契約内容だ。プレーヤーオプションなし、トレードキッカーを含めた完全保障の5年3億400万ドル、日本円にして約428億円という、目玉が飛び出るほどの超巨額契約を手にした。
これは昨夏にニコラ・ヨキッチ(デンバー・ナゲッツ)がサインした5年2億6400万ドルを大きく上回る、NBA史上最高額。『ESPN』のボビー・マークスによれば、2024-25シーズンから始まるこの契約は、1年目のサラリーが5237万ドル(約74億円)、最終5年目にはその金額がなんと6913万ドル(約97億円)にも上るという。
2016年にセルティックスからドラフト1巡目3位で指名されNBA入りしたブラウンは、7年間のキャリアで470試合に出場し、平均29.7分のプレータイムで17.9点、5.2リバウンド、2.2アシスト、1.0スティール、0.4ブロック、フィールドゴール成功率47.7%、3ポイント成功率36.5%、フリースロー成功率72.3%という数字をマーク。
特にここ4年連続でアベレージは20点を超え、昨季は自己ベストとなる平均26.6点を記録。攻守両面に優れたリーグ屈指の2ウェイプレーヤーであり、2021、23年にはオールスター出場、昨季はオールNBAチームに初選出(2nd)され、2022年にはセルティックスをファイナル進出に導いた。
ブラウンが素晴らしいプレーヤーであることは疑いようがなく、その実力は誰もが認めるところだろう。ただ——。2年連続でシーズンMVPに輝き、昨季はナゲッツをフランチャイズ史上初のリーグ制覇に導いたヨキッチならいざ知らず、優勝経験がなく、オールNBAチーム入りも昨季が初めてと個人タイトルも乏しく、そもそもチームではジェイソン・テイタムに次ぐ2番手と、エースですらないブラウンにこの金額は払い過ぎという声も他球団からは上がっているという。
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