現地時間7月28日、メンフィス・グリズリーズのジャレン・ジャクソンJr.がアラスカ州コードバのP7 Sports Academyで、男女共同のキャンプを開催した。
「僕にとっては初めての男女共同キャンプなんだ。ここにいるみんなに上手くなってほしい。ゲームのなかで何が好きなのかを見つけ出してほしいね。そして互いに競い合ってくれるといい」
地元メディア『Memphis Commercial Appeal』へそう語ったジャクソンJr.は、NBAで12シーズンをプレーし、1999年にサンアントニオ・スパーズ初優勝の一員となったシューティングガードを父に持つサラブレッド。
208cm・110kgの体躯を持ち、2018年にミシガン州大からアーリーエントリーすると、その年のドラフト全体4位でグリズリーズから指名を受けNBA入り。キャリア5年目の昨季は63試合の出場で平均18.6点、6.8リバウンド、1.0スティール、3.0ブロックをマークした。
23歳のビッグマンは昨季、得点、リバウンド、ブロックで自己最高を更新しただけでなく、ブロックではいずれもフランチャイズのシーズン新記録となる平均3.0本、189本を叩き出し、2年連続のオールディフェンシブ1stチーム入り。オールスター初選出、さらには最優秀守備選手賞にも選ばれ、自己最高のシーズンを送った。
そんなジャクソンJr.が、NBA入り前によく見ていたのはケビン・デュラント(フェニックス・サンズ)だったという。
「(成長していくうえで)ケビン・デュラントのことは何度か見てきた。(ワシントン)D.C.に住んでいたこともあったから。昨日はそのデュラントに会ったんだ。彼は以前ポイントガードもこなしていた。彼のことなら何でも知っているよ」
昨季のグリズリーズはレギュラーシーズンでウエスタン・カンファレンス2位の51勝31敗(勝率62.2%)を記録してプレーオフへ進出。だがスティーブン・アダムズ、ブランドン・クラークという主要ビッグマンをケガで欠いたこともあり、ロサンゼルス・レイカーズとのファーストラウンドを2勝4敗で落として早々に姿を消した。
ジャクソンJr.はシリーズ平均18.0点、7.8リバウンド、1.5アシスト、2.0ブロックを残すも、フィールドゴール成功率42.2%、3ポイント成功率28.0%とショットが不発。そのため、プレーオフ敗退から約3か月が経過した今でも「あれは間違いなくずっと忘れない瞬間になった。そこからなにかプラスな要素を得ていかないといけない」と今季のリベンジに燃えている。
ジャクソンJr.は、昨季の雪辱を果たすことができるのか。頂点へと駆け上がるには、憧れのデュラント擁するサンズとも必ず激突することになるだろう。両者の対決にも注目したい。
文●秋山裕之(フリーライター)
【PHOTO】近年最高の”天才スコアラー”!ケビン・デュラントの厳選ショット!
「僕にとっては初めての男女共同キャンプなんだ。ここにいるみんなに上手くなってほしい。ゲームのなかで何が好きなのかを見つけ出してほしいね。そして互いに競い合ってくれるといい」
地元メディア『Memphis Commercial Appeal』へそう語ったジャクソンJr.は、NBAで12シーズンをプレーし、1999年にサンアントニオ・スパーズ初優勝の一員となったシューティングガードを父に持つサラブレッド。
208cm・110kgの体躯を持ち、2018年にミシガン州大からアーリーエントリーすると、その年のドラフト全体4位でグリズリーズから指名を受けNBA入り。キャリア5年目の昨季は63試合の出場で平均18.6点、6.8リバウンド、1.0スティール、3.0ブロックをマークした。
23歳のビッグマンは昨季、得点、リバウンド、ブロックで自己最高を更新しただけでなく、ブロックではいずれもフランチャイズのシーズン新記録となる平均3.0本、189本を叩き出し、2年連続のオールディフェンシブ1stチーム入り。オールスター初選出、さらには最優秀守備選手賞にも選ばれ、自己最高のシーズンを送った。
そんなジャクソンJr.が、NBA入り前によく見ていたのはケビン・デュラント(フェニックス・サンズ)だったという。
「(成長していくうえで)ケビン・デュラントのことは何度か見てきた。(ワシントン)D.C.に住んでいたこともあったから。昨日はそのデュラントに会ったんだ。彼は以前ポイントガードもこなしていた。彼のことなら何でも知っているよ」
昨季のグリズリーズはレギュラーシーズンでウエスタン・カンファレンス2位の51勝31敗(勝率62.2%)を記録してプレーオフへ進出。だがスティーブン・アダムズ、ブランドン・クラークという主要ビッグマンをケガで欠いたこともあり、ロサンゼルス・レイカーズとのファーストラウンドを2勝4敗で落として早々に姿を消した。
ジャクソンJr.はシリーズ平均18.0点、7.8リバウンド、1.5アシスト、2.0ブロックを残すも、フィールドゴール成功率42.2%、3ポイント成功率28.0%とショットが不発。そのため、プレーオフ敗退から約3か月が経過した今でも「あれは間違いなくずっと忘れない瞬間になった。そこからなにかプラスな要素を得ていかないといけない」と今季のリベンジに燃えている。
ジャクソンJr.は、昨季の雪辱を果たすことができるのか。頂点へと駆け上がるには、憧れのデュラント擁するサンズとも必ず激突することになるだろう。両者の対決にも注目したい。
文●秋山裕之(フリーライター)
【PHOTO】近年最高の”天才スコアラー”!ケビン・デュラントの厳選ショット!
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