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NBA

八村塁の起用法にも影響?今季のレイカーズはデイビス&ヘイズのビッグラインナップを採用か<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2023.08.01

デイビスがPFで起用される場合、同じポジションの八村はベンチに回ることになりそうだ。(C)Getty Images

デイビスがPFで起用される場合、同じポジションの八村はベンチに回ることになりそうだ。(C)Getty Images

 昨季、プレーイン・トーナメントを勝ち上がり、第7シードながらプレーオフで上位進出を果たしたロサンゼルス・レイカーズ。カンファレンス決勝で王者デンバー・ナゲッツに4連敗を喫し、3年ぶりのファイナル出場はならなかったが、若手のオースティン・リーブスや八村塁が大舞台で奮闘するなど、ポジティブな材料もあった。

 今夏は制限付きFA(フリーエージェント)だったリーブスと八村を引き留め、完全FAのディアンジェロ・ラッセルとも再契約を締結。さらに移籍マーケットでは、ガードのゲイブ・ヴィンセント、ウイングのキャム・レディッシュとトーリアン・プリンス、ビッグマンのジャクソン・ヘイズと契約し、戦力アップに成功した。

 昨季のレイカーズはシーズン途中にラッセル・ウエストブルック、パトリック・ベバリーらをトレードに出し、ラッセル、八村、ヴァンダービルトを獲得したように、メンバーの入れ替えが激しかった。

 最終的なスタメンはバックコートがラッセルとリーブス、フロントコートがレブロン・ジェームズ、ジャレッド・ヴァンダービルト、アンソニー・デイビスだったが、今季はデイビス(208㎝)と新加入のヘイズ(213㎝)の2人を先発で起用するビッグラインナップも検討しているようだ。

『The Athletic』のジョバン・ブハ記者によると、レイカーズはヘイズが「デイビスとのビッグラインナップで先発し、重要な役割を果たすことができると自信を持っている」という。
 
 現在レイカーズのフロントコートにはデイビス、レブロン、八村、ヴァンダービルト、プリンスがおり、同氏は彼らを「レギュラーシーズン中は少なくとも20分はプレーに値する選手」としながらも、ヘイズのローテーション内で位置は確保されているようだ。

 昨季のチームはビッグマンの層が薄く、本来PF(パワーフォワード)であるデイビスがセンターを務めていた。しかしヘイズの加入によりデイビスは本来のポジションに戻れ、攻守における負担軽減が期待できる。

 ヘイズは2019年のドラフト8位(八村は9位)でアトランタ・ホークスから指名され、その後のトレードでニューオリンズ・ペリカンズへ加入。4年間で平均7.5点、4.0リバウンドは指名順位を考えると物足りない数字だが、ビッグマンとしては身体能力が高く、まだ23歳と伸びしろも多く残っている。

 もっとも、このビッグラインナップは選択肢のひとつで、同メディアは主要の先発をラッセル、リーブス、レブロン、八村、デイビスと予想していた。

 2023-24シーズン、4年ぶりの王座奪還に向けてダービン・ハム・ヘッドコーチはどんな5人をコートに送り込むのか、再契約を結んだ八村の起用法を含めて興味深いところだ。

構成●ダンクシュート編集部

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