8月10日(日本時間11日、日付は以下同)。インディアナ・ペイサーズのマイルズ・ターナーが、ペイサーズ・アスレティック・センターで子どもたちへ向けたバスケットボールキャンプを開いた。
テキサス州ベッドフォード出身のターナーは、これまで何度もテキサス州でキャンプを開催してきたが、インディアナポリスで行なうのは初めて。11日に地元メディア『Indianapolis Star』へ公開された記事のなかで、27歳のビッグマンは次のように語っていた。
「キャンプは僕が本当に情熱を注いでいることなんだ。テキサスではたくさんやってきたけど、今回は僕にとって初めてインディアナポリスで行なう。この場で開催できて嬉しいよ。だってここは、この8年間で僕にとって第2の故郷になっているからね」
本人がそう口にしたとおり、ターナーにとってインディアナポリスは2015年のドラフトでNBA入りしてから8シーズンを過ごしてきた大切な場所。
211㎝・113㎏のビッグマンは昨季は62試合へ出場し、キャリアハイの平均18.0点、7.5リバウンドに1.4アシスト、2.3ブロック、さらには自己最高のフィールドゴール成功率54.8%を残してみせた。
チームはイースタン・カンファレンス11位の35勝47敗(勝率42.7%)に終わり、3シーズン連続でプレーオフを逃したものの、シーズン途中までイースト上位に入るなど奮闘。オールスター入りしたタイリース・ハリバートンを筆頭に、バディ・ヒールドやベネディクト・マサリン、ジョーダン・ウォーラ、アーロン・ネスミス、アンドリュー・ネムハードらが活躍し、一昨季から10勝の上積みに成功した。
今オフにはFA(フリーエージェント)戦線で昨季デンバー・ナゲッツの優勝に貢献したガードのブルース・ブラウンと契約したほか、ドラフト後のトレードでジャレス・ウォーカー、ニューヨーク・ニックスからオビ・トッピンをトレードで加えており、着実に戦力アップを遂げた。
チーム最古参の在籍9年目を迎えるターナーは新シーズンに向けてこう話す。
「このチームは間違いなく良くなると思う。ブルース・ブラウンが入ったことで、僕らはチャンピオンシップマインドを手に入れた。彼は(完全FAとなって)どこにでも行けたのに、このグループと(チームを)作り上げていくことを選んだ。昨夜、ポートランドで(チャド・ブキャナンGMと)今年のチームについて話したんだ。ディフェンスでもずっと良くなるとね」
昨季のペイサーズはディフェンシブ・レーティングでリーグ26位の117.1と下位に沈んでいた。
1試合のペース(48分間におけるポゼッション数)でリーグ5位の101.68を残しているように、チームはアップテンポなバスケを展開しているため、失点が増えてしまうのは仕方ない部分もあるが、今季プレーオフ出場を飾るためには、ディフェンス強化が必須となる。
ターナーは「このオフにチームが見せた動きをすごく気に入っている。僕らはさらに運動能力が高いチームになったと思う。タイリースがうまくやってくれると思う。僕は速いチームが大好きなんだ」と心を躍らせていた。
ペイサーズ不動の先発センターとして君臨するターナーは、今季もディフェンシブ・アンカーとして重要な役割を担うこととなる。ルーキーのウォーカー、新加入のトッピンとも嚙み合えば、ペイサーズのフロントコート陣は相手にとって脅威となりそうだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
カリーが“一緒にプレーしたかった選手”に怪物シャックを指名。“戦いたかった相手”には「ジョーダン」と即答<DUNKSHOOT>
テキサス州ベッドフォード出身のターナーは、これまで何度もテキサス州でキャンプを開催してきたが、インディアナポリスで行なうのは初めて。11日に地元メディア『Indianapolis Star』へ公開された記事のなかで、27歳のビッグマンは次のように語っていた。
「キャンプは僕が本当に情熱を注いでいることなんだ。テキサスではたくさんやってきたけど、今回は僕にとって初めてインディアナポリスで行なう。この場で開催できて嬉しいよ。だってここは、この8年間で僕にとって第2の故郷になっているからね」
本人がそう口にしたとおり、ターナーにとってインディアナポリスは2015年のドラフトでNBA入りしてから8シーズンを過ごしてきた大切な場所。
211㎝・113㎏のビッグマンは昨季は62試合へ出場し、キャリアハイの平均18.0点、7.5リバウンドに1.4アシスト、2.3ブロック、さらには自己最高のフィールドゴール成功率54.8%を残してみせた。
チームはイースタン・カンファレンス11位の35勝47敗(勝率42.7%)に終わり、3シーズン連続でプレーオフを逃したものの、シーズン途中までイースト上位に入るなど奮闘。オールスター入りしたタイリース・ハリバートンを筆頭に、バディ・ヒールドやベネディクト・マサリン、ジョーダン・ウォーラ、アーロン・ネスミス、アンドリュー・ネムハードらが活躍し、一昨季から10勝の上積みに成功した。
今オフにはFA(フリーエージェント)戦線で昨季デンバー・ナゲッツの優勝に貢献したガードのブルース・ブラウンと契約したほか、ドラフト後のトレードでジャレス・ウォーカー、ニューヨーク・ニックスからオビ・トッピンをトレードで加えており、着実に戦力アップを遂げた。
チーム最古参の在籍9年目を迎えるターナーは新シーズンに向けてこう話す。
「このチームは間違いなく良くなると思う。ブルース・ブラウンが入ったことで、僕らはチャンピオンシップマインドを手に入れた。彼は(完全FAとなって)どこにでも行けたのに、このグループと(チームを)作り上げていくことを選んだ。昨夜、ポートランドで(チャド・ブキャナンGMと)今年のチームについて話したんだ。ディフェンスでもずっと良くなるとね」
昨季のペイサーズはディフェンシブ・レーティングでリーグ26位の117.1と下位に沈んでいた。
1試合のペース(48分間におけるポゼッション数)でリーグ5位の101.68を残しているように、チームはアップテンポなバスケを展開しているため、失点が増えてしまうのは仕方ない部分もあるが、今季プレーオフ出場を飾るためには、ディフェンス強化が必須となる。
ターナーは「このオフにチームが見せた動きをすごく気に入っている。僕らはさらに運動能力が高いチームになったと思う。タイリースがうまくやってくれると思う。僕は速いチームが大好きなんだ」と心を躍らせていた。
ペイサーズ不動の先発センターとして君臨するターナーは、今季もディフェンシブ・アンカーとして重要な役割を担うこととなる。ルーキーのウォーカー、新加入のトッピンとも嚙み合えば、ペイサーズのフロントコート陣は相手にとって脅威となりそうだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
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