新陳代謝の激しいNBAにおいて、30代後半になってもリーグの第一線で活躍し続けるのは至難の業だ。そのなかで、今季中に39歳を迎えるレブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)と、開幕前に35歳となるケビン・デュラント(フェニックス・サンズ)が、故障がちになったとはいえ、いまだ超人的なパフォーマンスを披露できているのは、かなりレアケースと言えるだろう。
ただ、かつてミネソタ・ティンバーウルブズやボストン・セルティックスなどで活躍したケビン・ガーネットは、彼らもそろそろ主役の座から降りるべきと考えているようだ。セルティックス時代の盟友ポール・ピアースとともにホストを務める『Ticket and The Truth』で、レジェンドビッグマンはレブロン&デュラントの今後のプレースタイルについてこう語った。
「レブロンとKD、彼らがスポットアップする時が来たんだ。長い間、周囲は2人にボールを預けてきた。彼らはオフ・ザ・ボールでプレーできるのか? コーナーで立っていられるのか? 他の誰かが2人のためにプレーメークする時が来たのさ」
今後、レブロンとデュラントはハンドラーとしてではなく、オフ・ザ・ボールで動いたり、コーナーに立ってチームメイトからパスを受け、キャッチ&シュートに注力すべきだと主張したガーネット。
両者とも高いバスケセンスとIQを備えるため、仮に“使われる側”の役割を与えられれば無難にこなせるだろう。特にデュラントは類い稀なシュート力を備える上、これまでにも強力なハンドラーたちと多く組んできた経験があるだけに、すぐに順応できるはずだ。
だが、昨季レブロンは平均28.9点に6.8アシスト、デュラントも平均29.1点、5.0アシストと超一流の数字をマーク。オフェンス面で衰えが見られているならいざ知らず、そうでないにもかかわらず自身が最も力を発揮できるハンドラーの役割を剝奪するのは、ケガのリスクや疲労の蓄積を抑える以外にメリットがなく、チームのためにもならないだろう。
2人がこの先も長く現役を続けるなら、いずれガーネットの提案通りスポットアップシューターのような役割を受け入れる日が来るかもしれない(そうなるくらいなら引退を選ぶ可能性もあるが)。ただ、今はまだその時ではないはずだ。
構成●ダンクシュート編集部
【PHOTO】38歳を迎えても未だ衰え知らず!NBAの“キング”レブロン・ジェームズ特集!
ただ、かつてミネソタ・ティンバーウルブズやボストン・セルティックスなどで活躍したケビン・ガーネットは、彼らもそろそろ主役の座から降りるべきと考えているようだ。セルティックス時代の盟友ポール・ピアースとともにホストを務める『Ticket and The Truth』で、レジェンドビッグマンはレブロン&デュラントの今後のプレースタイルについてこう語った。
「レブロンとKD、彼らがスポットアップする時が来たんだ。長い間、周囲は2人にボールを預けてきた。彼らはオフ・ザ・ボールでプレーできるのか? コーナーで立っていられるのか? 他の誰かが2人のためにプレーメークする時が来たのさ」
今後、レブロンとデュラントはハンドラーとしてではなく、オフ・ザ・ボールで動いたり、コーナーに立ってチームメイトからパスを受け、キャッチ&シュートに注力すべきだと主張したガーネット。
両者とも高いバスケセンスとIQを備えるため、仮に“使われる側”の役割を与えられれば無難にこなせるだろう。特にデュラントは類い稀なシュート力を備える上、これまでにも強力なハンドラーたちと多く組んできた経験があるだけに、すぐに順応できるはずだ。
だが、昨季レブロンは平均28.9点に6.8アシスト、デュラントも平均29.1点、5.0アシストと超一流の数字をマーク。オフェンス面で衰えが見られているならいざ知らず、そうでないにもかかわらず自身が最も力を発揮できるハンドラーの役割を剝奪するのは、ケガのリスクや疲労の蓄積を抑える以外にメリットがなく、チームのためにもならないだろう。
2人がこの先も長く現役を続けるなら、いずれガーネットの提案通りスポットアップシューターのような役割を受け入れる日が来るかもしれない(そうなるくらいなら引退を選ぶ可能性もあるが)。ただ、今はまだその時ではないはずだ。
構成●ダンクシュート編集部
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