自身が契約するアディダスのツアーで中国を訪れているフィラデルフィア・セブンティシクサーズのジェームズ・ハーデンが、チームのGM(ゼネラルマネージャー)を務めるダリル・モーリーに対して痛烈なメッセージを送った。
今夏にハーデンはロサンゼルス・クリッパーズへのトレードを望んでいたものの、トレーニングキャンプを約1か月後に控えた現在でも成立には至っていない。シクサーズがトレードに関する交渉を打ち切ったという報道が流れると、本人は次のように語った。
「ダリル・モーリーは噓つきだ。自分は彼がいるチームの一員になることはない。もう一度言う。ダリル・モーリーは噓つきだ。彼がいるチームの一員には絶対にならない」
元々シクサーズは、今オフにハーデンが3560万ドルのプレーヤーオプションを行使することに合意した後、要求に応じてトレード先を探していた。しかしモーリーGMは大きな見返りを求めているようで交渉は難航。
『Bleacher Report』などに寄稿するジェイソン・デュマス記者も、モーリーGMはチームにとってプラスにならない限りトレードには応じないとレポートしている。また同記者は、モーリーGMはハーデンの発言に対して特に動揺していないとも伝えており、今回の一件が今後のトレード交渉等に影響を及ぼす可能性は低そうだ。
ハーデンがモーリーGMに対して抱いている不満は今回のトレードの件ではなく、長期契約を提示できる今夏にそういったオファーがなかったことに起因しているとも報じられている。
昨夏にハーデンはチームが補強に動きやすいように2022-23シーズンの4740万ドルというプレーヤーオプションを破棄して2年6860万ドルという安価な契約を受け入れていた。今オフには最大で4年2億1000万ドルという大型契約を結ぶ権利があったが、モーリーGMからそのような提示はなかったと言われている。
ハーデンは「彼(モーリー)がいるチームの一員になることはない」とシクサーズと“決別宣言”をしたが、モーリーGMも妥協する気配は見られない。2023-24シーズンの開幕まで約2か月、2人のすれ違いはどのような結末を迎えるのだろうか。
構成●ダンクシュート編集部
【PHOTO】巧みなステップでディフェンダーを圧倒!超絶スコアラー、ジェームズ・ハーデンのキャリアを振り返り!
今夏にハーデンはロサンゼルス・クリッパーズへのトレードを望んでいたものの、トレーニングキャンプを約1か月後に控えた現在でも成立には至っていない。シクサーズがトレードに関する交渉を打ち切ったという報道が流れると、本人は次のように語った。
「ダリル・モーリーは噓つきだ。自分は彼がいるチームの一員になることはない。もう一度言う。ダリル・モーリーは噓つきだ。彼がいるチームの一員には絶対にならない」
元々シクサーズは、今オフにハーデンが3560万ドルのプレーヤーオプションを行使することに合意した後、要求に応じてトレード先を探していた。しかしモーリーGMは大きな見返りを求めているようで交渉は難航。
『Bleacher Report』などに寄稿するジェイソン・デュマス記者も、モーリーGMはチームにとってプラスにならない限りトレードには応じないとレポートしている。また同記者は、モーリーGMはハーデンの発言に対して特に動揺していないとも伝えており、今回の一件が今後のトレード交渉等に影響を及ぼす可能性は低そうだ。
ハーデンがモーリーGMに対して抱いている不満は今回のトレードの件ではなく、長期契約を提示できる今夏にそういったオファーがなかったことに起因しているとも報じられている。
昨夏にハーデンはチームが補強に動きやすいように2022-23シーズンの4740万ドルというプレーヤーオプションを破棄して2年6860万ドルという安価な契約を受け入れていた。今オフには最大で4年2億1000万ドルという大型契約を結ぶ権利があったが、モーリーGMからそのような提示はなかったと言われている。
ハーデンは「彼(モーリー)がいるチームの一員になることはない」とシクサーズと“決別宣言”をしたが、モーリーGMも妥協する気配は見られない。2023-24シーズンの開幕まで約2か月、2人のすれ違いはどのような結末を迎えるのだろうか。
構成●ダンクシュート編集部
【PHOTO】巧みなステップでディフェンダーを圧倒!超絶スコアラー、ジェームズ・ハーデンのキャリアを振り返り!
関連記事
- 泥沼化するハーデンの“トレード狂騒曲”。他球団との交渉が打ち切られるも、本人は「シクサーズでのプレーを望まず」と報道<DUNKSHOOT>
- 「いくら優れた選手でもNBAではダメ」ハーデン、デュラントらトレード要求する“自己中スター”にベテランが憤慨<DUNKSHOOT>
- 「毎晩プレーしなければ」欠場が目立つレナード&ジョージにルーHCが発破。元NBA選手も「難しいことじゃない」と賛同<DUNKSHOOT>
- 「レブロンとデュラントはオフボールでプレーすべき」重鎮ガーネットが現役スター2人にプレースタイルの変更を提言<DUNKSHOOT>
- 「彼はフランス人が嫌いなんだ」殿堂入りのパーカーが盟友ダンカンとの思い出をジョーク交じりで明かす<DUNKSHOOT>