ドワイト・ハワードとアンソニー・デイビス。どちらも2000年以降のリーグを代表するビッグマンだが、いったいどちらが選手として優れているのか。
208cm・120kgの体格を誇るセンターのハワードは、2004年にオーランド・マジックからドラフト1位指名を受けNBA入り。パワーと身体能力を生かしたプレーでペイントエリアを制圧し、リバウンド王に5度、ブロック王に2度、フィールドゴール成功率1位に1度輝いたほか、オールスターに8度、オールNBAチームに8度、オールディフェンシブチームに5度選出され、最優秀守備選手賞も3度獲得した。
一方のデイビスは、208cm・115kgの攻守万能なパワーフォワード兼センター。ハワードと同じくドラ1で2012年にニューオリンズ・ホーネッツ(現ペリカンズ)に入団すると、オールスターに8度、オールNBAチームとオールディフェンシブチームにそれぞれ4度選ばれ、ブロック王も3度、また2017年にはオールスターMVPにも輝いた。
個人としての実績はハワードに軍配が上がるか。スタッツを比較すると、ハワードが1242試合に出場(うち1078試合に先発)し、平均31.8分のプレータイムで15.7点、11.8リバウンド、1.3アシスト、0.9スティール、1.8ブロック、フィールドゴール成功率58.7%、3ポイント成功率21.4%、フリースロー成功率56.7%。
対するデイビスは660試合に出場(うち先発653試合)し、平均34.4分のプレータイムで24.0点、10.4リバウンド、2.4アシスト、1.3スティール、2.3ブロック、フィールドゴール成功率51.9%、3ポイント成功率30.0%、フリースロー成功率79.3%。
個人スタッツはデイビスが勝るも、そもそもキャリア晩年を経験しているハワードと、全盛期真っ只中のデイビスのスタッツを現時点で比べるのはフェアじゃない。受賞歴に重きを置いた場合、ハワードの方が上だと言えそうだ。
また、NBA選手を評価する上で重要なファクターとなる“チャンピオンリングの有無”は、2人ともロサンゼルス・レイカーズで共闘した2020年に、キャリア初にして唯一となるリーグ制覇を経験。ただ、ハワードもロールプレーヤーとして貴重な役割を果たしていたものの、エース級の活躍を見せていたデイビスとは比較にならず、“リングの価値”はデイビスの方が高いと言えるだろう。
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一方のデイビスは、208cm・115kgの攻守万能なパワーフォワード兼センター。ハワードと同じくドラ1で2012年にニューオリンズ・ホーネッツ(現ペリカンズ)に入団すると、オールスターに8度、オールNBAチームとオールディフェンシブチームにそれぞれ4度選ばれ、ブロック王も3度、また2017年にはオールスターMVPにも輝いた。
個人としての実績はハワードに軍配が上がるか。スタッツを比較すると、ハワードが1242試合に出場(うち1078試合に先発)し、平均31.8分のプレータイムで15.7点、11.8リバウンド、1.3アシスト、0.9スティール、1.8ブロック、フィールドゴール成功率58.7%、3ポイント成功率21.4%、フリースロー成功率56.7%。
対するデイビスは660試合に出場(うち先発653試合)し、平均34.4分のプレータイムで24.0点、10.4リバウンド、2.4アシスト、1.3スティール、2.3ブロック、フィールドゴール成功率51.9%、3ポイント成功率30.0%、フリースロー成功率79.3%。
個人スタッツはデイビスが勝るも、そもそもキャリア晩年を経験しているハワードと、全盛期真っ只中のデイビスのスタッツを現時点で比べるのはフェアじゃない。受賞歴に重きを置いた場合、ハワードの方が上だと言えそうだ。
また、NBA選手を評価する上で重要なファクターとなる“チャンピオンリングの有無”は、2人ともロサンゼルス・レイカーズで共闘した2020年に、キャリア初にして唯一となるリーグ制覇を経験。ただ、ハワードもロールプレーヤーとして貴重な役割を果たしていたものの、エース級の活躍を見せていたデイビスとは比較にならず、“リングの価値”はデイビスの方が高いと言えるだろう。
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