8月21日(日本時間22日)、かつてゴールデンステイト・ウォリアーズやワシントン・ウィザーズなどでスコアリングガードとして鳴らしたギルバート・アリナスのポッドキャスト番組『Gil's Arena』の最新エピソードが公開された。
今回ゲストとして出演したのはウォリアーズのフランチャイズプレーヤーとして君臨するステフィン・カリー。キャリア14年目となった昨季、35歳のスーパースターは平均29.4点、6.1リバウンド、6.3アシストに3ポイント成功率42.7%(平均4.9本成功)をマーク。
プレーオフではカンファレンス・セミファイナルでロサンゼルス・レイカーズに2勝4敗で敗れて連覇を逃したものの、カリーは13試合で平均30.5点、5.2リバウンド、6.1アシストと暴れ回り、ポストシーズンではキャリアハイの平均得点を残した。
今季で15年目を迎えるが、カリーは依然としてリーグトップレベルの選手。クレイ・トンプソンやドレイモンド・グリーン、アンドリュー・ウィギンズ、新加入のクリス・ポールらとともに、2年ぶりの覇権奪回を見据えて今季へ挑む。
番組内で、次世代のスター選手の話題となり、ボストン・セルティックスのジェイソン・テイタムやミネソタ・ティンバーウルブズのアンソニー・エドワーズの名前が挙がったが、カリーが絶賛していたのがルカ・ドンチッチ(ダラス・マーベリックス)だった。
「ルカはあらゆる栄誉を成し遂げる位置にまで来ている男だ。選手として彼がどんなことができるか。そのことを考えると、今後どうなっていくかの境界線にいる。今じゃないといいけどね。でも彼と対戦していると、そう感じられるんだ」
24歳のドンチッチは、201㎝・104㎏のガードで、4年連続でオールスターとオールNBA1stチームに名を連ねている。キャリア5年目の昨季はリーグ2位の平均32.4点に8.6リバウンド、8.0アシスト、1.4スティールを記録。
ウォリアーズとマブズは2022年のカンファレンス・ファイナルで激突。シリーズ平均23.8点、6.6リバウンド、7.4アシストを残したカリーの活躍でウォリアーズが4勝1敗で一蹴したが、ドンチッチは平均32.0点、9.2リバウンド、6.0アシスト、1.6スティールと奮闘していた。
カリーは「若い才能がたくさんある。リーグの未来は明るいよ。僕としてはそれ(世代交代)が今すぐじゃないことを願うよ。だって僕らにはまだやることが山ほどあるからね」と、次世代のスター候補たちを警戒していた。
ドンチッチはスロベニア代表のキャプテンとして、25日にスタートする「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」へ出場する。
ギリシャ代表のヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)、セルビア代表のニコラ・ヨキッチ(デンバー・ナゲッツ)が出場辞退したこともあり、23日に『FIBA』へ公開された今大会の注目すべき30選手でトップに立っており、今年のワールドカップにおける最大のスター選手と言えるだろう。
10月下旬に開幕する今季を前に、ドンチッチが初のワールドカップでどんなパフォーマンスを見せてくれるか、楽しみに待ちたいところだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
【PHOTO】レブロン級の逸材!スロベニアが生んだ若き天才、ルカ・ドンチッチの厳選フォト特集!
【PHOTO】プレーでもルックスでもファンを魅了!NBA史上最高のシューター、ステフィン・カリーの厳選ショット!
今回ゲストとして出演したのはウォリアーズのフランチャイズプレーヤーとして君臨するステフィン・カリー。キャリア14年目となった昨季、35歳のスーパースターは平均29.4点、6.1リバウンド、6.3アシストに3ポイント成功率42.7%(平均4.9本成功)をマーク。
プレーオフではカンファレンス・セミファイナルでロサンゼルス・レイカーズに2勝4敗で敗れて連覇を逃したものの、カリーは13試合で平均30.5点、5.2リバウンド、6.1アシストと暴れ回り、ポストシーズンではキャリアハイの平均得点を残した。
今季で15年目を迎えるが、カリーは依然としてリーグトップレベルの選手。クレイ・トンプソンやドレイモンド・グリーン、アンドリュー・ウィギンズ、新加入のクリス・ポールらとともに、2年ぶりの覇権奪回を見据えて今季へ挑む。
番組内で、次世代のスター選手の話題となり、ボストン・セルティックスのジェイソン・テイタムやミネソタ・ティンバーウルブズのアンソニー・エドワーズの名前が挙がったが、カリーが絶賛していたのがルカ・ドンチッチ(ダラス・マーベリックス)だった。
「ルカはあらゆる栄誉を成し遂げる位置にまで来ている男だ。選手として彼がどんなことができるか。そのことを考えると、今後どうなっていくかの境界線にいる。今じゃないといいけどね。でも彼と対戦していると、そう感じられるんだ」
24歳のドンチッチは、201㎝・104㎏のガードで、4年連続でオールスターとオールNBA1stチームに名を連ねている。キャリア5年目の昨季はリーグ2位の平均32.4点に8.6リバウンド、8.0アシスト、1.4スティールを記録。
ウォリアーズとマブズは2022年のカンファレンス・ファイナルで激突。シリーズ平均23.8点、6.6リバウンド、7.4アシストを残したカリーの活躍でウォリアーズが4勝1敗で一蹴したが、ドンチッチは平均32.0点、9.2リバウンド、6.0アシスト、1.6スティールと奮闘していた。
カリーは「若い才能がたくさんある。リーグの未来は明るいよ。僕としてはそれ(世代交代)が今すぐじゃないことを願うよ。だって僕らにはまだやることが山ほどあるからね」と、次世代のスター候補たちを警戒していた。
ドンチッチはスロベニア代表のキャプテンとして、25日にスタートする「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」へ出場する。
ギリシャ代表のヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)、セルビア代表のニコラ・ヨキッチ(デンバー・ナゲッツ)が出場辞退したこともあり、23日に『FIBA』へ公開された今大会の注目すべき30選手でトップに立っており、今年のワールドカップにおける最大のスター選手と言えるだろう。
10月下旬に開幕する今季を前に、ドンチッチが初のワールドカップでどんなパフォーマンスを見せてくれるか、楽しみに待ちたいところだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
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