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バスケW杯

【バスケW杯】いざ開幕!日本代表キャプテン・富樫勇樹が初戦へ意気込み「誰1人不可能だと思っている選手はいない」<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2023.08.25

日本代表のキャプテン・富樫が初戦のドイツ戦に向けて意気込みを語った。写真:梅月智史

日本代表のキャプテン・富樫が初戦のドイツ戦に向けて意気込みを語った。写真:梅月智史

 ついに開幕を迎えた「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」。日本代表は前日、初戦と同時刻(21時)に練習を行ない、キャプテンの富樫勇樹が会見に臨んだ。

 主将としてAKATSUKI JAPANを束ねる富樫は「本当に長く練習してきてるので、それをすべて出すというのと、アジア1位になるという明確な目標があるので、それに向かって40分間戦うだけです」と意気込み。

 FIBAランキング36位の日本が属するグループEは、東京五輪銅メダルのオーストラリア(同3位)を筆頭に、ドイツ(同11位)、フィンランド(同24位)と格上揃いだが、「周りからいろんなことを言われていると思いますけど、このチームで誰1人、不可能だと思っている選手とスタッフはいない」と臆する様子はない。

「勝つために2か月間、このチームでやってきてるので、この仲間、このチームを信じて試合をやっていきたいと思います。時間や期間も含め、これだけ準備をしてきているチームはないと思う。結果として出さないと意味がないので、頑張ります」
 
 初戦でぶつかるドイツは、NBAで10年のキャリアを誇るポイントガードのデニス・シュルーダーが中心。マッチアップが予想される富樫は「もちろんチームとして対策があるので、それをしっかりやること。あれぐらいのレベルの選手をすべて止めることは難しいと思うので、チームとしての対策をコートの全員が理解し、実践することが大事」と語った。

 前回の2019年W杯は直前のケガで欠場し、自身にとっては東京五輪に続く2度目の世界大会の舞台。それでも、富樫はチームとして戦う姿勢を強調した。

「勝つために全員ここに来ている。その準備も整っている」。国際大会での「悲願の1勝」を目指し、世界でも一際小さい167cmのキャプテンが日本を先導する。

構成●ダンクシュート編集部
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