専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
バスケW杯

【バスケW杯】フィンランドに快勝したオーストラリア。過去最高に「万能性のあるロスター」を完成させ、ドイツと“事実上の頂上決戦”へ<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2023.08.27

ミルズを中心に強力ロスターを完成させたオーストラリア。次戦はドイツとの“事実上の頂上決戦”を迎える。(C)Getty Images

ミルズを中心に強力ロスターを完成させたオーストラリア。次戦はドイツとの“事実上の頂上決戦”を迎える。(C)Getty Images

 8月25日に日本の沖縄アリーナで幕を開けたFIBAバスケットボールワールドカップ2023の初日は、グループEのフィンランド代表とオーストラリア代表が1戦目で激突した。

 23日にFIBAが公開したワールドカップの出場国パワーランキング第3弾では、フィンランドは12位、オーストラリアが6位という高順位。FIBAランキングでも前者が24位、後者が3位という上位対決となったこの試合、序盤はラウリー・マルッカネン(ユタ・ジャズ)率いるフィンランドが主導権を握り、オープンコートでエースが得意のボールプッシュからフィニッシュ、サス・サリンの3ポイントが決まるなど第2クォーター途中に最大8点のリードを奪う。

 だが、オーストラリアも黙ってはいなかった。ハーフコートでは得点源かつ攻撃の起点にもなるマルッカネンへダブルチームを仕掛け、スモールボールでフィジカルに強く、機動力もある布陣で対抗。フィンランドのパスコースを塞ぐ強固なディフェンスを敷き、45-40と逆転して試合を折り返す。そして攻守で嚙み合った“ブーマーズ”は後半に53-32と圧倒し、最終スコア98-72でフィンランドを下した。
 
 この試合、オーストラリアではパティ・ミルズ(アトランタ・ホークス)がゲームハイの25得点に8リバウンド、4スティールと大活躍。さらにW杯デビューを飾ったジョシュ・ギディー(オクラホマシティ・サンダー)が14得点、9リバウンド、8アシスト、ジョー・イングルズ(オーランド・マジック)がベンチから13得点、4リバウンド、ダンテ・エクサム(ダラス・マーベリックス)が10得点、4アシストを記録した。

 フィンランドはマルッカネンが19得点、8リバウンド、4アシストをマークするも、フィールドゴール成功率41.2%(7/17)に4ターンオーバー。4本の長距離砲を沈めたサリンが13得点をあげたが、2桁得点はこの2選手のみで、チーム全体で19本ものターンオーバーを誘発されてしまった。

 211cmのジョック・ランデール(ヒューストン・ロケッツ)が左足首の負傷によりロスターから外れたことで、オーストラリアで208cm以上の高さを誇るのはデュップ・リース(211cm)のみながら、フィジカルの強さと機動力を駆使したディフェンスがフィンランドに襲い掛かった。

 ブライアン・ゴージャンHC(ヘッドコーチ)は、2021年の東京オリンピックで銅メダルを手に入れたロスターと今回のワールドカップのメンバーを、ディフェンス面でこう比較していた。
 
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号