FIBAバスケットボールワールドカップ2023が開催されている。８月27日、日本代表は沖縄アリーナでフィンランド戦に臨んだ。

　第３クォーターには最大18点ビハインドを背負うも、観客の声援を受けると、日本代表は奮起。最終クォーターでは22歳の河村勇樹と富永啓生を中心に相手を圧倒すると、98-88で劇的な逆転勝利を飾った。

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　25日に行なわれたドイツ戦では、国際大会でありながら空席が多く目立った沖縄アリーナ。26日に渡邊雄太が（以下、原文ママ）「昨日の試合チケットは完売で、チケット欲しくても手に入らなかったって人たくさんいるって聞いてるのに、ベンチ前の席ガラガラだったの意味がわからなすぎる。大人の事情らしいけど、来ない人にチケット配るなら、ほんとに来たい人に売ってあげるべきでしょ」と自身のX（旧Twitter）で問題を告発していた。

　馬場雄大も“ガラガラの会場”の様子が分かる写真をSNSで公開し、無言の抗議。これには大会側も動いたようで、急きょ完売したはずのチケットが売り出されたのだ。この朗報を受け、即購入したファンも多いようだ。
  　フィンランド戦を終えた渡邊は、「昨日の雰囲気最高でした！」と喜びを語ったうえで、「急遽チケット買ってきてくださって、席埋めてくれた方々に本当に感謝です。もちろんもともとチケット持ってた方や、ドイツ戦空席が目立った中でも一生懸命応援してくれてた方々みなさんもです」と感謝した。

　１次ラウンドは残すところ１試合。日本は29日の豪州戦に勝てば２次ラウンド進出が決定し、負けると順位決定戦に進むことになる。渡邊は「次戦もお願いします」とファンに呼びかけた。

構成●THE DIGEST編集部

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