日本列島を感動に渦に巻く大金星となった。

　８月27日に行なわれた「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」の第２戦で、FIBAランキング36位の日本代表は同24位のフィンランドと対戦。98－88で見事格上を撃破し、ワールドカップで初めて欧州勢から白星を奪う歴史的な勝利となった。最大18点差をつけられる苦しい展開を余儀なくされたが、地元サポーターの大声援に支えられて、第４クォーターに35－15と大逆転劇を決め込んだ。
【PHOTO】力強いパフォーマンスで会場の盛り上がりをサポートするバスケ日本代表オフィシャルチアリーダーズ「AKATSUKI VENUS」
  　かたや、手痛い敗北で２連敗となったフィンランドのメディアはまさかの結末に憤りを隠せない。地元紙『Ilta-Sanomat』は「ワールドカップでなんたる大失態！ 代表チームが醜態を晒して“史上もっとも屈辱的な経験”を味わった」と断じ、「最終クォーターで規律を欠いて崩壊した。次ラウンドに進めないというショッキングな結果に終わったのだ」と伝えた。

　通算成績を１勝１敗とし、２次ラウンド進出に望みをつないだ日本。中１日の29日、FIBAランキング３位の強豪オーストラリアと１次ラウンド最終戦を戦う。

構成●THE DIGEST編集部

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