８月27日、FIBAバスケットボールワールドカップ（W杯）の１次ラウンド第２戦が行なわれ、日本代表は98－88でフィンランドを撃破した。

　第３クォーターには最大18点のビハインドを背負う場面もあった。絶体絶命のピンチを救ったのは22歳コンビ、河村勇樹と富永啓生だ。２人を中心に追い上げを見せると、最終クォーターの残り４分35秒で79－78と逆転に成功。その勢いで次々とシュートを決め、大金星を飾った。

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　アジアのライバル中国もこの歴史的勝利に注目しているようで、大手ポータルサイト『捜狐』は、「日本に逆転の奇跡を呼び込んだ最大のヒーローは、身長172センチのガード、ユウキ・カワムラだ」と河村勇輝の躍動ぶりを伝えている。
  　ベンチからのスタートで25分11秒出場した河村は、シュート16本中10本を決め（うち３ポイントは７本中４本、フリースローは３本中１本）、25得点、９アシスト、１リバウンドを記録。そんな22歳を同メディアは、「第４クォーターにカワムラは、フィンランドのディフェンダーを何度も振り切り、驚異的なスリーポイントを叩き込んで、日本を泥沼から救い出した」と高評価。

　最後には、「日本はこれまでのワールドカップでヨーロッパ勢に勝ったことはなかったが、ユウキ・カワムラによって歴史を覆した。この恥ずかしい記録を塗り替えたことは、特筆に値する」と記した。

　29日に豪州戦に臨む日本。１次ラウンド最終戦のこの試合に勝てば、２次ラウンド進出が決定し、負けると順位決定戦に回る。

構成●THE DIGEST編集部

【バスケW杯PHOTO】第4Qに河村＆富永躍動で一気に逆転！格上フィンランドに歴史的勝利の日本代表を特集！｜１次R第２戦日本98ー88フィンランド

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