8月28日(日本時間29日)、ロサンゼルス・クリッパーズのポール・ジョージがホスト役を務めるポッドキャスト番組「Podcast P with Paul George」の最新エピソードが公開された。
NBAキャリア13年を誇るジョージは、これまでオールスターに8度、オールNBAチームに6度、オールディフェンシブチームに4度選ばれた実績を誇る33歳のベテラン。
現在、NBAはオフシーズン中だが、8月25日から「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」がフィリピン、日本、インドネシアで開催されており、多くのNBA選手たちが出場している。
番組内で、ジョージはキャリア3年目の昨季に平均24.6点、5.8リバウンド、4.4アシスト、1.6スティールを残してオールスターへ初選出されたアンソニー・エドワーズ(ミネソタ・ティンバーウルブズ)に注目していた。
「彼は若手スターたちの中にいるけど、この先10、15年間は(トップの座を)競い合うことになるだろうね。彼は今、その筆頭に名乗り出ている。俺は彼の中にスターの可能性を見たんだ」
エドワーズが所属するアメリカはグループフェーズのファーストラウンドで2連勝スタートを切り、1試合を残した時点でセカンドラウンド進出を決めている。
エドワーズは2試合で平均13.5点、4.5リバウンド、3.0アシスト、1.0スティールを残しているが、フィールドゴール成功率42.9%、3ポイント成功率20.0%と本調子とは言い難い。
だが大会前のドイツ代表とのエキシビジョンゲームでは34得点を奪うなど爆発力を持っているだけに、相手チームにとって要警戒の選手であることは間違いない。
なお、ここまで大会トップの平均35.5点を叩き出しているのがスロベニア代表のルカ・ドンチッチ(ダラス・マーベリックス)。24歳のオールラウンダーは2戦連続で30得点以上を奪っているほか、平均8.5リバウンド、6.0アシスト、2.5スティールの大活躍を見せている。
2020、21年と、2年連続でドンチッチ率いるマブズとプレーオフで対戦経験のあるジョージは「ルカは次のスターなんかじゃなく、今もうすでにスターなんだ。1年目を終えた後、ルカがそうなるとみんなが分かっていたし、現に今そうなっている」と評していた。
「あのサイズ(201㎝・104㎏)に得点力、プレーメーキング力、(バスケットボール)IQにコートビジョンが備わっているんだ。彼には歴代ベストプレーヤーのひとりになれるチャンスがある」
エドワーズが得点源を務めるアメリカ、ドンチッチが絶対的な柱として君臨するスロベニアは、ともに30日にファーストラウンド3試合目(アメリカはヨルダン、スロベニアはカーボベルデ共和国と対戦)が組まれている。NBAでも若くしてスターとなった両選手のパフォーマンスは、今後も見逃してはならない。
文●秋山裕之(フリーライター)
【PHOTO】レブロン級の逸材!スロベニアが生んだ若き天才、ルカ・ドンチッチの厳選フォト特集!
NBAキャリア13年を誇るジョージは、これまでオールスターに8度、オールNBAチームに6度、オールディフェンシブチームに4度選ばれた実績を誇る33歳のベテラン。
現在、NBAはオフシーズン中だが、8月25日から「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」がフィリピン、日本、インドネシアで開催されており、多くのNBA選手たちが出場している。
番組内で、ジョージはキャリア3年目の昨季に平均24.6点、5.8リバウンド、4.4アシスト、1.6スティールを残してオールスターへ初選出されたアンソニー・エドワーズ(ミネソタ・ティンバーウルブズ)に注目していた。
「彼は若手スターたちの中にいるけど、この先10、15年間は(トップの座を)競い合うことになるだろうね。彼は今、その筆頭に名乗り出ている。俺は彼の中にスターの可能性を見たんだ」
エドワーズが所属するアメリカはグループフェーズのファーストラウンドで2連勝スタートを切り、1試合を残した時点でセカンドラウンド進出を決めている。
エドワーズは2試合で平均13.5点、4.5リバウンド、3.0アシスト、1.0スティールを残しているが、フィールドゴール成功率42.9%、3ポイント成功率20.0%と本調子とは言い難い。
だが大会前のドイツ代表とのエキシビジョンゲームでは34得点を奪うなど爆発力を持っているだけに、相手チームにとって要警戒の選手であることは間違いない。
なお、ここまで大会トップの平均35.5点を叩き出しているのがスロベニア代表のルカ・ドンチッチ(ダラス・マーベリックス)。24歳のオールラウンダーは2戦連続で30得点以上を奪っているほか、平均8.5リバウンド、6.0アシスト、2.5スティールの大活躍を見せている。
2020、21年と、2年連続でドンチッチ率いるマブズとプレーオフで対戦経験のあるジョージは「ルカは次のスターなんかじゃなく、今もうすでにスターなんだ。1年目を終えた後、ルカがそうなるとみんなが分かっていたし、現に今そうなっている」と評していた。
「あのサイズ(201㎝・104㎏)に得点力、プレーメーキング力、(バスケットボール)IQにコートビジョンが備わっているんだ。彼には歴代ベストプレーヤーのひとりになれるチャンスがある」
エドワーズが得点源を務めるアメリカ、ドンチッチが絶対的な柱として君臨するスロベニアは、ともに30日にファーストラウンド3試合目(アメリカはヨルダン、スロベニアはカーボベルデ共和国と対戦)が組まれている。NBAでも若くしてスターとなった両選手のパフォーマンスは、今後も見逃してはならない。
文●秋山裕之(フリーライター)
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