現在開催中のワールドカップでアジア１位の成績を収め、国内球技第１号でパリ五輪の出場を決めたバスケットボール男子日本代表。その興奮と感動はバスケット界だけにとどまらず、各方面で注目を集めている。

　９月６日には人気お笑いコンビ「かまいたち」がYouTubeチャンネルを更新。大会を通して山内健司さんと、ある選手の激似ぶりが話題となっていた件を取り上げ、「かまいたち山内が富永啓生選手に寄せてみた」というタイトルで動画をアップした。

　冒頭、山内さんは「（似てると）めっちゃ言われんねんけど」と反響を語り、仲のいい「千鳥」の大悟さんからも「そっくりやのう」と言われたことを明かしている。

　動画は日本代表にとって今大会最終戦となった２日のカーボベルデ戦の後に撮影されたようで、「途中まで３ポイント６／６みたいなしてて、あれ凄ない？」と言うと、相方の濱家隆一さんも「（漫画『スラムダンク』の）山王戦のミッチーばりの」と、富永を人気キャラクターの三井寿に例えた。
  　学生時代にマイケル・ジョーダンが活躍した90年代のNBAを見ていたという山内さんは、当時のバスケと比較し、富永の“ディープスリー（３ポイントラインのさらに遠くから打つシュート）”に驚き、「あと早ない？打つの。すっごい進化してんねやと思った」と、日本が誇るシューターの技術に舌を巻いていた。

　動画中盤からは、山内さんが日本代表「背番号30」の赤いユニフォームに着替え、シュートフォームを真似て似ている角度を探したり、廊下を通過して「一瞬富永」の企画で遊ぶなど、富永に特化した13分強の内容となっている。

　最後に、今回の件がきっかけでＢリーグなどバスケ関連の仕事のオファーが急増しているという山内さん。Ｘ（旧ツイッター）のView（表示回数）でも、過去の自身最高数値が27時間テレビの集合写真を投稿した際の500万ほどだったのが、パリ五輪決定後に同じく自身に似ているお笑い芸人のやす子さんの写真を上げた日本代表への祝福投稿が1880万View（９月６日時点で2013万）と、自身歴代１位を大幅に更新したことも明かした。

　チャンネル登録者数200万人超えを誇るYouTubeでの今動画も、投稿から５時間程度ですでに30万回以上の再生数を記録。日本代表アカツキ・ジャパンの躍進をきっかけに、お笑い好き・バスケ好きを巻き込んだ一大ムーブメントとなっている。

構成●ダンクシュート編集部

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