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バスケW杯

「我らの最強シューター!」「まさに和製カリー」富永啓生、圧巻の3P連発に賛辞止まず! 成功率は衝撃の75%【バスケW杯】

THE DIGEST編集部

2023.09.03

富永が6本の3ポイントシュートを決めるなど22得点の活躍を見せた。(C) fiba.basketball

富永が6本の3ポイントシュートを決めるなど22得点の活躍を見せた。(C) fiba.basketball

 日本が誇る3ポイントシューターが大一番で輝きを放った。

 FIBAバスケットボールワールドカップ2023は9月2日、順位決定戦第2戦を行ない、FIBAランキング36位の日本代表(グループE3位)は同64位のカーボベルデ共和国(グループF3位)と対戦。80-71で勝利し、今大会のアジア最上位が確定したことで、来年のパリ五輪の出場権を獲得した。
 

 勝てば48年ぶりに自力での五輪出場が決まる大一番で、オフェンスに勢いをもたしたのが22歳の富永啓生だ。やや劣勢の展開で進んだ第1クォーターの終盤に投入されると、残り30秒でこの日最初の3ポイントを決め、17-19と点差を詰める。

 そして第2クォーター、富永の勢いが加速する。3本連続で3ポイントを沈めると、自らゴール下へ切り込んで技ありのシュートを決める。富永は前半、フィールドゴール100%で16得点を挙げる活躍で、カーボベルデを一気に突き放す。

 さらに第3クォーターでもいきなり2本連続で3ポイントを決め、試合を通じて3点シュートは8本中6本成功。成功率は驚異の75%を叩き出し、22得点をマークした。

 富永の活躍ぶりは欧米メディアの目にも留まっている。来年の五輪開催国となるフランスの専門サイト『Ball Time』は「前半、トミナガは4本連続で3ポイントを決めた」とプレー動画とともに紹介。富永の母校ネブラスカ大のスポーツ専門サイト『Husker Extra』も「ケイセイ・トミナガはワールドカップで日本代表としてこれまでで最高の試合を見せ、前半は完璧なシュートを打ち続けた」と綴り、その活躍を称えている。また米メディア『Sporting news』の日本語版公式X(旧ツイッター)も「決まり出したら止まらない男 富永啓生が後半最初のスリーも成功」とその衝撃を伝えている。

 日本中を沸かせた富永の3ポイントショットには、国内外のファンも興奮を抑え切れず、SNS上には数多くの賛辞が並んだ。
「ケイセイ・トミナガのゾーン。カリーが乗り移ったか」
「我らの最強シューター」
「NBAに行ってほしい」
「まさに和製カリーだな」
「スナイパー!」
「ネブラスケットボール・ファンはケイセイに興奮したがっている」
「躊躇わずに打てばほぼ入る」
「パリでも3の雨を降らせてくれ!」

 カーボベルデ戦ではプレーヤー・オブ・ザ・ゲームにも選ばれた富永。自身のSNSでは、「みんなありがとうー!!! パリオリンピック行くぜー!!!」と綴り、ファンの応援に感謝を示し、五輪への意気込みを見せている。

構成●THE DIGEST編集部
【動画】ゲームMVPに選ばれた富永啓生の3ポイント連発シーン!

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