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バスケW杯

“鷹ちゃん”の母校が日本代表の快進撃を称賛! 地元ラジオ局は五輪切符掴んだカーボベルデ戦を「ホーキンソンが大車輪の活躍」と喝采!【バスケW杯】

THE DIGEST編集部

2023.09.07

日本のW杯3勝に大きく貢献したホーキンソンに母校の大学から賛辞が送られた。(C)Getty Images

日本のW杯3勝に大きく貢献したホーキンソンに母校の大学から賛辞が送られた。(C)Getty Images

 48年ぶりに自力での五輪切符を掴んだバスケットボール日本代表。アカツキジャパンの快進撃に、“鷹ちゃん”の母校からも喝采が送られているようだ。

 現地9月6日、米ワシントン州に本拠地を置くラジオ局『KXLY』は「ワシントン州立大学(WSU)で最も優れたバスケットボールプレーヤーのひとりが、母国のために大活躍し、再びオリンピックの出場権獲得に貢献した」と大々的に報じている。

 続けて、「その男の名は、元WSUのジョシュ・ホーキンソンだ。彼は日本代表として、2023年FIBAワールドカップ(W杯)で大活躍し、日本を2大会連続オリンピック出場に導いた。ホーキンソンは同大会で平均得点21.0、平均リバウンド10.8を記録して、日本を牽引した。彼のベストゲームはカーボベルデ戦(9月2日)で29得点、7リバウンド、4アシスト、4ブロックと大車輪の活躍を見せた」と賛辞の言葉を並び立てている。

 同メディアが指摘するように、今大会ホーキンソンの獅子奮迅の働きは、日本チームにとってMVPに匹敵する活躍だった。40分間フル出場したカーボベルデ戦の数字もさることながら、1次ラウンドのフィンランド戦では37分32秒(28得点、19リバウンド)、オーストラリア戦では36分28秒(33得点、7リバウンド)に出場。2試合合計で6分しかベンチに下がらなかった。試合序盤からファウルトラブルになり、出場時間わずか25分弱だった初戦のドイツ戦では、その不在が大きく感じられたほどだ。
 
『KXLY』は、米国のシアトルで生まれ育ったホーキンソンが2013年から2017年まで、ワシントン州立大学のバスケットボールプレーヤーだったことに触れながら、「彼は学校史上3番目に多い40回のダブルダブルを記録。また、リバウンド数は同校史上8位の700を達成している。119試合に出場し、フィールドゴール成功率は52.3%、1試合平均11.9点、8.5リバウンドだ」と強調。大学でもトップ級のプレーヤーとして過ごしたあとに卒業し、現在は日本のBリーグ(サンロッカーズ渋谷)でプロ選手としてプレーしながら、今年2月に日本国籍を取得したと説明している。

 さらにホーキンソンの活躍は、母校にも直接届いているようだ。現地6日、ワシントン州立大学男子バスケットボール部公式X(旧ツイッター)はW杯で日本代表がパリ五輪切符を掴んだことを報告し、日本代表の写真4枚を投稿。文面には、「ホーキンソンは得点とリバウンドで日本を牽引し、沖縄アリーナに詰めかけた多くの観客の前でカーボベルデに勝利した」と母校の英雄の活躍を称えている。

 日本を愛し、日本のために全力を尽くしたホーキンソンの姿は、祖国である米国にも轟いている。

構成●THE DIGEST編集部

【画像】ワシントン州男子バスケ公式がホーキンソンの活躍に大喝采!

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