専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
バスケW杯

元NBA球団幹部も富永啓生の“シュート精度”に舌を巻く!2024ドラフト候補に名乗り「正確で極めて意欲が高いシューター」

THE DIGEST編集部

2023.09.07

カーボベルデ戦では3ポイントを容易く決めた富永。(C)Getty Images

カーボベルデ戦では3ポイントを容易く決めた富永。(C)Getty Images

 日本の22歳の“シュート精度”に元NBA球団幹部も思わず唸り声をあげる。

 FIBAバスケットボールワールドカップ(W杯)で日の丸を背負ったひとり、富永啓生のそれだ。2日のカーボベルデ戦では得意の3ポイントを8本中6本入れ、チーム2番手の22ポイントを稼いだ彼は、普段は全米大学体育協会(NCAA)1部のネブラスカ大学でプレーする。

【動画】大一番で覚醒した富永!世界を唸らせた“伝家の宝刀”ディープスリー

 高いシュート力を誇る富永に熱視線を注いだのは、元メンフィス・グリズリーズの副責任者で、現在は米スポーツ専門メディア『The Athletic』のコラムニストのジョン・ホリンジャー氏だ。

 準々決勝を前に大会を振り返ったホリンジャー氏は「ベストNCAA有望株」として、まず、ベイラー大学に所属するポイントガード、ミロ・リトル(フィンランド)を挙げた。そして「もう1人注目すべき大学生プレーヤーは日本のシューティングガード、ケイセイ・トミナガだ」と記載。
 
 2024年にはドラフト指名が可能となる日本人に注目した同氏は、「彼は6フィート2インチ(約188センチ)と小柄だが、ハスカー(ネブラスカ大)で昨シーズン、1試合あたり平均13.1得点をあげ、そのうち3ポイントシュートは40%、フリースローは86.8%の成功率だった」と紹介。

 そして「NBAでオフボールの役割を担うには小さすぎるかもしれないが、彼は正確で極めて意欲が高いシューターなので、トロイ・ダニエルズのようなタイプのキャリアを築くチャンスがあるかもしれない」と評した。

 底が知れない若き日本のシューターに、世界の識者も目が離せないようだ。

構成●THE DIGEST編集部

【画像】48年ぶり自力での五輪出場決定!|カーボベルデ戦の激闘をチェック

【関連記事】「メディアの煽りが選手にプレッシャー!」八村塁の五輪出場を巡る報道に元日本代表が疑問視!「『突き放した』という意図は無いでしょ」

【関連記事】「世界のバスケファンのハートを掴んだ!」「日本の英雄」河村勇輝の“超絶プレー”に欧州メディア熱視線! 元NBAスターも虜【バスケW杯】
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号