「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」は9月8日、準決勝2試合を実施。セルビアがカナダを95-86で破り、準優勝した2014年以来2大会ぶりの決勝進出を果たした。
最初に主導権を握ったのはセルビア。エースのボグダン・ボグダノビッチを起点とした攻撃で8-1のスタートを切ると、第1クォーターを23-15とリードして終える。今大会NBA選手中心の構成で臨むカナダはシェイ・ギルジャス・アレキサンダー、ディロン・ブルックス、ドワイト・パウエルがそれぞれ2つのファウルを喫するなど、最初の10分だけで9ファウルと後手にまわった。
第2クォーターもセルビア優位の流れは変わらず、前半残り3分からはセンターのニコラ・ミルティノフが連続ダンクを含む8得点をあげて最大15点差をつける。カナダは前半終了間際にエースのギルジャス・アレキサンダーが3つ目のファウルを犯してしまうなど、波に乗り切れないまま52-39の13点差で折り返しとなった。
後半、カナダはブルックスの連続3ポイントで反撃に出るも、第3クォーター残り6分53秒にそのブルックスが4つ目のファウルを犯してベンチへ。第4クォーター開始時点でも75-63と点差は縮まらず、その後は逆に最大17点差をつけられるなどセルビアの勢いが加速。NBA軍団を退け、決勝に駒を進めた。
40分のうち36分38秒にわたってリードを奪ったセルビアはボグダノビッチが最多の23得点、3アシスト、3スティール、ミルティノフが16得点、10リバウンドの活躍。カナダはRJ・バレットが23得点、ブルックスが16得点、ギルジャス・アレキサンダーが15得点、9アシストをあげるも、最後まで流れを掴めなかった。
ユーゴスラビア&セルビア・モンテネグロ時代に5度の優勝を誇るセルビアは10日の決勝で、このあと21時40分から行なわれるアメリカvsドイツの勝者と激突。すでに過去最高位(6位)を更新しているカナダは、初のメダル獲得をかけて3位決定戦に臨む。
構成●ダンクシュート編集部
最初に主導権を握ったのはセルビア。エースのボグダン・ボグダノビッチを起点とした攻撃で8-1のスタートを切ると、第1クォーターを23-15とリードして終える。今大会NBA選手中心の構成で臨むカナダはシェイ・ギルジャス・アレキサンダー、ディロン・ブルックス、ドワイト・パウエルがそれぞれ2つのファウルを喫するなど、最初の10分だけで9ファウルと後手にまわった。
第2クォーターもセルビア優位の流れは変わらず、前半残り3分からはセンターのニコラ・ミルティノフが連続ダンクを含む8得点をあげて最大15点差をつける。カナダは前半終了間際にエースのギルジャス・アレキサンダーが3つ目のファウルを犯してしまうなど、波に乗り切れないまま52-39の13点差で折り返しとなった。
後半、カナダはブルックスの連続3ポイントで反撃に出るも、第3クォーター残り6分53秒にそのブルックスが4つ目のファウルを犯してベンチへ。第4クォーター開始時点でも75-63と点差は縮まらず、その後は逆に最大17点差をつけられるなどセルビアの勢いが加速。NBA軍団を退け、決勝に駒を進めた。
40分のうち36分38秒にわたってリードを奪ったセルビアはボグダノビッチが最多の23得点、3アシスト、3スティール、ミルティノフが16得点、10リバウンドの活躍。カナダはRJ・バレットが23得点、ブルックスが16得点、ギルジャス・アレキサンダーが15得点、9アシストをあげるも、最後まで流れを掴めなかった。
ユーゴスラビア&セルビア・モンテネグロ時代に5度の優勝を誇るセルビアは10日の決勝で、このあと21時40分から行なわれるアメリカvsドイツの勝者と激突。すでに過去最高位(6位)を更新しているカナダは、初のメダル獲得をかけて3位決定戦に臨む。
構成●ダンクシュート編集部
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