現地9月8日、FIBAバスケットボールワールドカップ(W杯)の準決勝が開催され、2大会ぶりの王者奪還を目指した米国代表は111-113でドイツに敗れ、2大会連続で決勝進出を逃した。
【動画】2大会連続で優勝を逃した米国。準決勝ドイツ戦を振り返る
大会前、ブダペスト世界陸上の男子100メートル、200メートル、4×100mリレーの3冠を達成したノア・ライルズ(米国)がNBAに対して皮肉発言をしたことで波紋を広げていたが、今回の結果を受けて改めて注目されている。
"世界最速男"は、「私が最も傷つくのは、NBAファイナルを見なければならないことだ。彼らの頭には"ワールドチャンピオンシップ"とつく。何の世界チャンピオンなんだ?米国のリーグじゃないのか?米国は大好きだけど、世界じゃないはずだ。僕らが戦っているのが世界だ」と挑発していた。
同発言は、バスケファンからだけでなく、NBAプレーヤーからも非難が相次いだ。実際、NBAは各国の猛者が集う最高峰の舞台で、これまで米国は五輪で16度の金メダル、ワールドカップで5度タイトルを獲得し、バスケ大国であることをアピールしてきたが、皮肉にもライルズが言うように文字通りに「世界一」でないことが今回証明されてしまったのだ。
これには世界陸連が公式X(旧Twitter)でライルズの会見画像とともに"お口チャック"の絵文字をコメント欄に打ち、米国の敗北を煽った。ファンも思わずこれに反応し、「ライルズが正しかったことに腹が立つ」「その通り!」「彼の思い通りになってしまった」「世界チャンピオンとはなんだ?」と様々な意見が飛び交っている。
構成●THE DIGEST編集部
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構成●THE DIGEST編集部
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