9月23日、アディダスがアンソニー・エドワーズ(ミネソタ・ティンバーウルブズ)のシグネチャーシューズ第一弾『Adidas AE 1』を公開した。
2020年のドラフトでウルブズから全体1位指名された193cm・102kgのシューティングガードは、同年にアディダスとシューズ契約を締結。NBAオールスターに選ばれればシグネチャーモデルを手にすることになっており、3年目の昨季に初の球宴入り。待望のエドワーズモデルは、今年の終わりにリリースされる予定となっている。
昨季のエドワーズは、79試合に出場してチーム最多の平均24.6点に5.8リバウンド、4.4アシスト、1.58スティールをあげてウルブズを牽引。夏はアメリカ代表として「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」へ出場し、チームトップの平均18.9点に4.6リバウンド、2.8アシスト、1.13スティールをマークした。
21日にはウルブズのバスケットボール運営部代表兼ゼネラルマネージャーのティム・コネリーが、米スポーツ専門メディア『The Athletic』のジョン・クラウジンスキー記者のポッドキャスト番組『The Jon Krawczynski Show』に出演し、22歳のオールスターガードをこう評していた。
「彼は素晴らしい男なんだ。その周りにいる人たちも最高でね。彼はこの街、組織を愛している。彼とクリス・フィンチHCには特別な関係がある。それに彼はポジティブなチームメイトでもあるんだ。彼はチーム全体の引き上げ役だ。彼がこのチームにいることほど幸運なことはない。そして私は、彼が準備万端で恐ろしい1年を送ることになると思っている」
ハイライトシーンを彩る強烈なダンクをはじめ、相手守備を切り裂くドライブにシュート力、試合の流れを呼び込む勝負強さなど様々な武器を備えたエドワーズ。
カール・アンソニー・タウンズやルディ・ゴベア、マイク・コンリー、ジェイデン・マクダニエルズ、カイル・アンダーソン、ナズ・リードといった実力者がロスターを形成する今季のウルブズにおいても、彼が得点源を務めることは間違いないだろう。
そんなエドワーズについて、コネリーは今季の躍進を予感している。
「このオフシーズン、彼の練習への意欲は狂気じみている。人生でもベストなシェイプにあると思うね。次の一歩へ進むことをとても楽しみにしていて、このチームの選手たちとプレーすること、一緒に成長していくことができるとワクワクしているよ」
キャリア4年目を迎えるエドワーズにとって、シグネチャーモデルのお披露目となる今シーズン。次代のスーパースターの「次の一歩」が楽しみだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
2020年のドラフトでウルブズから全体1位指名された193cm・102kgのシューティングガードは、同年にアディダスとシューズ契約を締結。NBAオールスターに選ばれればシグネチャーモデルを手にすることになっており、3年目の昨季に初の球宴入り。待望のエドワーズモデルは、今年の終わりにリリースされる予定となっている。
昨季のエドワーズは、79試合に出場してチーム最多の平均24.6点に5.8リバウンド、4.4アシスト、1.58スティールをあげてウルブズを牽引。夏はアメリカ代表として「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」へ出場し、チームトップの平均18.9点に4.6リバウンド、2.8アシスト、1.13スティールをマークした。
21日にはウルブズのバスケットボール運営部代表兼ゼネラルマネージャーのティム・コネリーが、米スポーツ専門メディア『The Athletic』のジョン・クラウジンスキー記者のポッドキャスト番組『The Jon Krawczynski Show』に出演し、22歳のオールスターガードをこう評していた。
「彼は素晴らしい男なんだ。その周りにいる人たちも最高でね。彼はこの街、組織を愛している。彼とクリス・フィンチHCには特別な関係がある。それに彼はポジティブなチームメイトでもあるんだ。彼はチーム全体の引き上げ役だ。彼がこのチームにいることほど幸運なことはない。そして私は、彼が準備万端で恐ろしい1年を送ることになると思っている」
ハイライトシーンを彩る強烈なダンクをはじめ、相手守備を切り裂くドライブにシュート力、試合の流れを呼び込む勝負強さなど様々な武器を備えたエドワーズ。
カール・アンソニー・タウンズやルディ・ゴベア、マイク・コンリー、ジェイデン・マクダニエルズ、カイル・アンダーソン、ナズ・リードといった実力者がロスターを形成する今季のウルブズにおいても、彼が得点源を務めることは間違いないだろう。
そんなエドワーズについて、コネリーは今季の躍進を予感している。
「このオフシーズン、彼の練習への意欲は狂気じみている。人生でもベストなシェイプにあると思うね。次の一歩へ進むことをとても楽しみにしていて、このチームの選手たちとプレーすること、一緒に成長していくことができるとワクワクしているよ」
キャリア4年目を迎えるエドワーズにとって、シグネチャーモデルのお披露目となる今シーズン。次代のスーパースターの「次の一歩」が楽しみだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
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