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「2軍チームに粉砕された!」宿敵・日本に敗れた韓国男子バスケ代表に母国メディアが嘆き節!「攻め入るスペースはほとんどなかった」【アジア大会】

THE DIGEST編集部

2023.09.30

全勝対決となった日本(右)と韓国(左)。前者がライバル対決を83対77で制した。(C)REUTERS/AFLO

 中国・杭州で開催されている第19回アジア大会。9月30日、バスケットボール男子日本代表は韓国代表を83対77で撃破し、予選リーグ1位で準々決勝進出を決めた。

 最年少18歳の川島悠翔のシュートで口火を切った。今村佳太と川島を中心に猛攻撃を仕掛けると、開始4分で13点のリードを奪う展開に。だが韓国もこれに対抗。第3クォーターを終えて61対53と緊迫した試合が続いた。最終クォーターは一進一退の攻防を繰り広げるも、日本は猛追するライバルを振り切って3勝目を掴んだ。

 メダルに大きく繋がる1勝を挙げた日本。これを受けて韓国のオンラインメディア『No Cut News』は「日本の2軍チームに先進的なバスケットボールで韓国代表は粉砕された」と銘打ち、レポートを掲載。「日本はほぼ2軍だった。ワールドカップに出場した選手は誰も杭州の地に足を踏み入れていない。それでも、システムと哲学が整ったチームの強さは無視できるものでなかった」と評し、日本の戦い方を以下のように記している。
 
「スペースを上手く使って外側から攻めるなど、さまざまなディフェンスを展開するバスケ技術をそのまま受け継いだものだった。それはまさに強豪国のトレンドに沿った戦術だ」

 一方で、「韓国はオーソドックスなバスケットボールで対抗した。ラ・ゴナのゴール下での存在感は際立ったが、日本のゾーンディフェンスは固く、ラ・ゴナが攻め入るスペースはほとんどなかった」と指摘。韓国籍に帰化した選手ですら、日本バスケに対応できなかったと認めた。

 準々決勝は、10月2日に行なわれる。今大会は3位決定戦がないため、日本はあと1勝で銅メダル以上が確定。メダル獲得となれば、2014年仁川大会以来2大会ぶりだ。

構成●THE DIGEST編集部

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