圧倒的な身体能力を武器に、2000年代のNBAを席巻したドワイト・ハワード。リバウンド王に輝くこと5回、ブロック王も2度獲得したほか、2009~11年には3シーズン連続で最優秀守備選手に選出され、2009年にはオーランド・マジックをファイナルに導くなど、全盛期には支配的なセンターとしてリーグに君臨した。
しかし、そんな“スーパーマン”も37歳となった昨季はNBAで所属先が見つからず、台湾リーグでプレー。ただリーグ復帰を諦めてはおらず、異国の地で平均23.2点、16.2リバウンドと立派な数字をマークすると、今夏はゴールデンステイト・ウォリアーズのワークアウトに参加したものの、契約には至らなかった。
それでもNBAへのカムバックを目指すハワードは、現地時間9月30日にX(旧Twitter)のスペースにて、その胸中を告白。2004年にNBAキャリアをスタートさせたオーランドの地で、キャリアを終えたいと考えていることを明かした。
「マジックでカムバックし、オーランドで何かを成し遂げようとしているチームの一員になりたい。オーランドという始まりの地でキャリアを終えられたら素晴らしいだろうし、若く、将来有望なチームにはベテランのリーダーシップが必要だと感じている。選手たちにも、街にとっても、組織にとってもすごく有益なことだと思っているよ」
再建中のマジックは3シーズン連続でプレーオフを逃しているものの、チームには昨季新人王のパオロ・バンケロを筆頭に、フランツ・ヴァグナーやマーケル・フルツ、ジェイレン・サッグス、ドラ6ルーキーのアンソニー・ブラックなど、将来有望なヤングタレントが揃っている。
そんな若武者軍団に必要なのは、酸いも甘いも嚙み分けた経験豊富なベテラン選手だろう。ハワードは一時期はロッカールームに不和をもたらすなど、リーダーシップの欠如が問題視されていたが、2020年にロサンゼルス・レイカーズで優勝を経験した頃からプレースタイルに献身性が見え始めており、若手揃いのマジックに入団したとしても、チームの輪を乱すようなことはないように思える。
はたしてハワードは、マジック躍進のラストピースとして、NBA復帰を果たすことができるのだろうか。
構成●ダンクシュート編集部
【PHOTO】NBA最強の選手は誰だ?識者8人が選んだ21世紀の「ベストプレーヤートップ10」を厳選ショットで紹介!
しかし、そんな“スーパーマン”も37歳となった昨季はNBAで所属先が見つからず、台湾リーグでプレー。ただリーグ復帰を諦めてはおらず、異国の地で平均23.2点、16.2リバウンドと立派な数字をマークすると、今夏はゴールデンステイト・ウォリアーズのワークアウトに参加したものの、契約には至らなかった。
それでもNBAへのカムバックを目指すハワードは、現地時間9月30日にX(旧Twitter)のスペースにて、その胸中を告白。2004年にNBAキャリアをスタートさせたオーランドの地で、キャリアを終えたいと考えていることを明かした。
「マジックでカムバックし、オーランドで何かを成し遂げようとしているチームの一員になりたい。オーランドという始まりの地でキャリアを終えられたら素晴らしいだろうし、若く、将来有望なチームにはベテランのリーダーシップが必要だと感じている。選手たちにも、街にとっても、組織にとってもすごく有益なことだと思っているよ」
再建中のマジックは3シーズン連続でプレーオフを逃しているものの、チームには昨季新人王のパオロ・バンケロを筆頭に、フランツ・ヴァグナーやマーケル・フルツ、ジェイレン・サッグス、ドラ6ルーキーのアンソニー・ブラックなど、将来有望なヤングタレントが揃っている。
そんな若武者軍団に必要なのは、酸いも甘いも嚙み分けた経験豊富なベテラン選手だろう。ハワードは一時期はロッカールームに不和をもたらすなど、リーダーシップの欠如が問題視されていたが、2020年にロサンゼルス・レイカーズで優勝を経験した頃からプレースタイルに献身性が見え始めており、若手揃いのマジックに入団したとしても、チームの輪を乱すようなことはないように思える。
はたしてハワードは、マジック躍進のラストピースとして、NBA復帰を果たすことができるのだろうか。
構成●ダンクシュート編集部
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