10月2日、ロサンゼルス・レイカーズの八村塁は、メディアデーで覇権争いへ参戦するチームの一員として臨む2023-24シーズンに向けて胸を躍らせていた。
「僕は大舞台、ビッグゲームが大好きです。(ワシントン)ウィザーズにいた頃は、正直なところチャンピオンシップをゴールに置くことはできませんでした。ですが、このチームではチャンピオンシップ獲得という、ものすごく大きなゴールがあります。モチベーションは違うもので、僕としても高いモチベーションがあります。どんな日も違うものになってきます。長いシーズンですので、メンタルとフィジカルの両面でしっかり準備しないといけません」
【動画】最高のオフシーズンを過ごした八村塁の様子
今夏にレイカーズと再契約を結んだ25歳の日本人フォワードは、キャリア5年目に向けて過去最高のオフシーズンを送ったと言える。今夏はレイカーズの大黒柱でNBAの“キング”レブロン・ジェームズと多くの時間を過ごし、ワークアウトをしてきたからだ。
5日の練習後のメディア対応で、夏の間に八村と励んだワークアウトについて聞かれたレブロンは「あれは酷いものだった。(八村を指さして)コイツは俺の人生で一緒にワークアウトをしてきたなかで最悪なヤツさ。本当にね」と、時折笑みを見せながら茶目っ気たっぷりに語ると、記者たちへ振り向いて小声で「彼のことが大好きなんだ」と話していた。
マイケル・ジョーダンとともにNBA史上最高の選手に挙げられる“リビングレジェンド”とワークアウトをこなした八村。トレーニングキャンプではそのレブロンと一緒にシューティング練習をしたり、スクリメージ(練習試合)でマッチアップするなど引き続き充実した時間を過ごしている。
そしてレブロンと多くの時間を共有したこともあり、「今の僕はもっとリムへアタックするようにしています」と語った。
「自分にはミッドレンジ(ゲーム)が備わっていることはわかっています。でも僕はリムに向かってもっとアグレッシブに行こうとしています。そのためにたくさん練習してきましたし、オフコートでもウェイトルームで鍛えてきました。僕の身体はより強くなりましたし、フットワークも良くなりました。もっとイージーショットを狙うようにしています」
「僕(のゲーム)に効果的なフットワークが加われば、どこへでも行くことができます。僕にはすでにミッドレンジ(ゲーム)があり、身体と骨格も備わっています。あとは正しいフットワークを身につけるだけです。その部分を磨いています」
203cm・104kgの八村に対し、レブロンは206cm・113kgとさらに強靭な肉体を誇っている。とはいえ、レブロンが得意とし、これまでのキャリアで何度も決めてきたペイントアタックを八村が身につけることができれば、日本のエースの今後のキャリア、さらにはレイカーズにとっても大きな武器となるに違いない。
文●秋山裕之(フリーライター)
【関連記事】レイカーズで2年目を迎える八村塁が今季の起用法に言及「先発かどうかではなく出場時間が重要」<DUNKSHOOT>
【関連記事】「俺たちはずっと一緒にいた」レブロンが“師弟関係”となった八村塁にメッセージ「できる限り最高の選手になってほしい」<DUNKSHOOT>
「僕は大舞台、ビッグゲームが大好きです。(ワシントン)ウィザーズにいた頃は、正直なところチャンピオンシップをゴールに置くことはできませんでした。ですが、このチームではチャンピオンシップ獲得という、ものすごく大きなゴールがあります。モチベーションは違うもので、僕としても高いモチベーションがあります。どんな日も違うものになってきます。長いシーズンですので、メンタルとフィジカルの両面でしっかり準備しないといけません」
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今夏にレイカーズと再契約を結んだ25歳の日本人フォワードは、キャリア5年目に向けて過去最高のオフシーズンを送ったと言える。今夏はレイカーズの大黒柱でNBAの“キング”レブロン・ジェームズと多くの時間を過ごし、ワークアウトをしてきたからだ。
5日の練習後のメディア対応で、夏の間に八村と励んだワークアウトについて聞かれたレブロンは「あれは酷いものだった。(八村を指さして)コイツは俺の人生で一緒にワークアウトをしてきたなかで最悪なヤツさ。本当にね」と、時折笑みを見せながら茶目っ気たっぷりに語ると、記者たちへ振り向いて小声で「彼のことが大好きなんだ」と話していた。
マイケル・ジョーダンとともにNBA史上最高の選手に挙げられる“リビングレジェンド”とワークアウトをこなした八村。トレーニングキャンプではそのレブロンと一緒にシューティング練習をしたり、スクリメージ(練習試合)でマッチアップするなど引き続き充実した時間を過ごしている。
そしてレブロンと多くの時間を共有したこともあり、「今の僕はもっとリムへアタックするようにしています」と語った。
「自分にはミッドレンジ(ゲーム)が備わっていることはわかっています。でも僕はリムに向かってもっとアグレッシブに行こうとしています。そのためにたくさん練習してきましたし、オフコートでもウェイトルームで鍛えてきました。僕の身体はより強くなりましたし、フットワークも良くなりました。もっとイージーショットを狙うようにしています」
「僕(のゲーム)に効果的なフットワークが加われば、どこへでも行くことができます。僕にはすでにミッドレンジ(ゲーム)があり、身体と骨格も備わっています。あとは正しいフットワークを身につけるだけです。その部分を磨いています」
203cm・104kgの八村に対し、レブロンは206cm・113kgとさらに強靭な肉体を誇っている。とはいえ、レブロンが得意とし、これまでのキャリアで何度も決めてきたペイントアタックを八村が身につけることができれば、日本のエースの今後のキャリア、さらにはレイカーズにとっても大きな武器となるに違いない。
文●秋山裕之(フリーライター)
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