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NBA

「ドリューがいたから優勝できた」ヤニスが盟友ホリデーとの“バスケットボールを超えた友情”を語る<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2023.10.16

ヤニス(左)曰く、ホリデー(右)とは“バスケットボールを超えた仲”だったという。(C)Getty Images

ヤニス(左)曰く、ホリデー(右)とは“バスケットボールを超えた仲”だったという。(C)Getty Images

 現地時間10月15日(日本時間16日、日付は以下同)、米メディア『Andscape』に、ミルウォーキー・バックスのヤニス・アデトクンボのインタビューが公開された。

 今季NBAキャリア11年目を迎えるアデトクンボは、213cm・110kgの屈強な体格を誇るフォワードで、高さと長さ、身体能力を兼備するリーグ最高級の実力者。12日に米スポーツ専門局『ESPN』へ公開された“NBAプレーヤーランキング100”では堂々トップに立った。

 バックスは9月27日の3チーム間トレードでドリュー・ホリデー、グレイソン・アレン(現フェニックス・サンズ)、さらには複数のドラフト指名権を放出し、ポートランド・トレイルブレイザーズからデイミアン・リラードを獲得。

 2021年にアデトクンボ、クリス・ミドルトン、ホリデーによるビッグ3体制で球団史上2度目のリーグ制覇を成し遂げたバックスだが、リラードのトレードで攻守兼備のベテランガードを失うことになった。
 
 その後、10月1日のトレードでライバルチームのボストン・セルティックスへ移籍したホリデーにとって、バックスに在籍したのは3シーズンと決して長くなかった。しかしアデトクンボとホリデーは、バスケットボールを超えた仲だったという。

「みんなはバスケットボールのことばかり話す。けど僕らはバスケットボールだけじゃないんだ。学校へ行って、彼とも会うんだ。そこで子どもたちを(車から)降ろして、お互いの子どもたちや人生について話す。それはもう、明らかにバスケットボールを超越したものなんだ。

 ドリューがいたからこそ、僕はチャンピオンシップを勝ち獲ることができた。今の僕が王者でいられるのは彼のおかげさ」

 バックスが2021年に優勝した際、ファイナルMVPに選ばれたのはアデトクンボだった。だがホリデーがディフェンスやハッスルプレーでチームに何度もチャンスをもたらしてきただけに、彼の功績は今後も語り継がれていくことだろう。

文●秋山裕之(フリーライター)

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