NBA

【2023-24シーズン注目の個人記録②】レブロンがFG試投&失敗数で1位に?3ポイントはカリーが首位を独走<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2023.10.23

通算得点で歴代1位、FG成功数で2位につけるレブロン(左)と、3ポイント成功数で首位を独走するカリー(右)。今季も記録を伸ばしそうだ。(C)Getty Images

 現地時間10月24日(日本時間25日)の開幕まであと2日に迫ったNBA。約6か月に及ぶ長いレギュラーシーズンが間もなくスタートを切るが、注目は各チームによる順位争いだけではない。

 ここではスター選手たちが積み重ねてきた個人記録から、今季中に更新が期待されるものを紹介。前回の主要3部門スタッツ(得点、リバウンド、アシスト)に続いて、今回は各シュート成功数の記録をお届けする。

■通算フィールドゴール成功数
※記録はすべてレギュラーシーズンのもの

2位:レブロン・ジェームズ/1万4152本
→史上2人目の通算1万4500本まで348本、1位のカリーム・アブドゥル・ジャバーまで1685本(昨季成功数は609本)

22位:ケビン・デュラント/9199本
→21位のヴィンス・カーターまで94本、20位のモーゼス・マローンまで236本、19位のオスカー・ロバートソンまで309本、18位のロバート・パリッシュまで415本、17位のパトリック・ユーイングまで503本(昨季成功数は483本)

24位:ラッセル・ウエストブルック/8754本
→23位のジェリー・ウエストまで262本、21位のヴィンス・カーターまで539本(昨季成功数は432本)
 
 通算得点では昨季、レジェンドのジャバーを抜いてNo.1の座に就いたレブロンだが、フィールドゴール成功数ではまだトップまで1685本の差がある。これはジャバーが3ポイントシュートをほとんど打たず(キャリア通算成功1本)、ペイントエリアを中心に得点を積み重ねたからで、レブロンの記録更新は2シーズン以上先になりそうだ。

 ただ、フィールドゴールの試投数では1位のジャバー(2万8307本)まで残り263本としており、更新は確実。同失敗数でもトップのコビー・ブライアント(1万4481本)まで589本に迫っている。今季中にレブロンが、"史上最もシュートを打って、最も外した選手"になるかもしれない。

 レブロンに次ぐ現役2位のデュラントは、歴代22位からの数ランクアップが濃厚。1試合平均10本前後の成功が見込めるため、長期離脱さえなければ17位あたりまで浮上できそうだ。そのデュラントを、元相棒のウエストブルックが445本差で追いかけている。
NEXT
PAGE
3ポイント&フリースローの現役上位者一覧

RECOMMENDオススメ情報