現地時間11月29日にトロントで行なわれたフェニックス・サンズ対トロント・ラプターズの一戦は、105-112でホームのラプターズに軍配が上がった。サンズの連勝は7でストップし、渡邊雄太も今季最少の1得点にとどまった。その一方で、トロントのファンやメディアはかつて在籍した日本人プレーヤーを今でも応援し続けているようだ。
試合後、カナダの日刊紙『Toronto Star』の電子版は「ラプターズファンお気に入りのユウタ・ワタナベがサンズにおなじみの活力をもたらす」と題して渡邊の記事を掲載。2020~22年に2シーズン在籍した"元ラプター"の現状を記した。
記事では「ユウタ・ワタナベはNBAキャリアの中で3度ホームアリーナを変えたが、彼の役割は今も変わらない。セカンドユニットを活性化し、チームに勝利のチャンスを与えることだ」と紹介。凱旋ゲームとなったこの日の第1クォーター途中にベンチから登場した際には、「スコシアバンク・アリーナに歓声と拍手が沸き起こった」と伝えた。
また、「僕の仕事は多くのエネルギーをもたらし、KD(ケビン・デュラント)やブック(デビン・ブッカー)のためにスペースを作り、彼らにいいショットを打たせる手助けをすること」という試合前の本人のコメントも掲載している。
渡邊は続けて、「シュートをあまり打てないこともある。それでも、僕がそこにいることはチームの助けになる。だからいいショットを求め続けて、それを決めていきたい」と同紙の記者に語っている。
さらに記事ではブルックリン・ネッツ時代の昨年12月、同じくトロントで行なわれた一戦で渡邊が決めたクラッチショットにも触れ、「チームメイトからの信頼、特にデュラントやブッカーのようなスーパースターからの信頼は、ワタナベのゲームに対する献身と尊敬の上に成り立っている」と綴った。
同紙によると、渡邊はトロント時代の友人と食事をともにしたようで、試合後にはスコッティ・バーンズらかつてのチームメイトたちと談笑するシーンも。
渡邊は以前から、自身が頭角を現わすキッカケを与えてくれたラプターズへの感謝を口にし、トロントも「お気に入りの街」と公言していた。今回も「ファン、観客、それらは本当に大きな意味を持つ。彼らはいつも応援してくれた、何があってもね。そのすべてがとても恋しいよ」というコメントで締めくくられている。
サンズのトロントでの試合は、今季この1度のみ。唯一の機会で大活躍、とはいかなかったが、背番号18の雄姿は間違いなく現地のファンの脳裏に刻まれているようだ。
構成●ダンクシュート編集部
渡邊雄太、古巣相手に2ブロックも、今季初めてFG成功ゼロに。サンズも連勝は7でストップ<DUNKSHOOT>
渡邊雄太が17得点&勝負所でクラッチショット!ネッツはアービングの劇的ブザービーターで5連勝<DUNKSHOOT>
試合後、カナダの日刊紙『Toronto Star』の電子版は「ラプターズファンお気に入りのユウタ・ワタナベがサンズにおなじみの活力をもたらす」と題して渡邊の記事を掲載。2020~22年に2シーズン在籍した"元ラプター"の現状を記した。
記事では「ユウタ・ワタナベはNBAキャリアの中で3度ホームアリーナを変えたが、彼の役割は今も変わらない。セカンドユニットを活性化し、チームに勝利のチャンスを与えることだ」と紹介。凱旋ゲームとなったこの日の第1クォーター途中にベンチから登場した際には、「スコシアバンク・アリーナに歓声と拍手が沸き起こった」と伝えた。
また、「僕の仕事は多くのエネルギーをもたらし、KD(ケビン・デュラント)やブック(デビン・ブッカー)のためにスペースを作り、彼らにいいショットを打たせる手助けをすること」という試合前の本人のコメントも掲載している。
渡邊は続けて、「シュートをあまり打てないこともある。それでも、僕がそこにいることはチームの助けになる。だからいいショットを求め続けて、それを決めていきたい」と同紙の記者に語っている。
さらに記事ではブルックリン・ネッツ時代の昨年12月、同じくトロントで行なわれた一戦で渡邊が決めたクラッチショットにも触れ、「チームメイトからの信頼、特にデュラントやブッカーのようなスーパースターからの信頼は、ワタナベのゲームに対する献身と尊敬の上に成り立っている」と綴った。
同紙によると、渡邊はトロント時代の友人と食事をともにしたようで、試合後にはスコッティ・バーンズらかつてのチームメイトたちと談笑するシーンも。
渡邊は以前から、自身が頭角を現わすキッカケを与えてくれたラプターズへの感謝を口にし、トロントも「お気に入りの街」と公言していた。今回も「ファン、観客、それらは本当に大きな意味を持つ。彼らはいつも応援してくれた、何があってもね。そのすべてがとても恋しいよ」というコメントで締めくくられている。
サンズのトロントでの試合は、今季この1度のみ。唯一の機会で大活躍、とはいかなかったが、背番号18の雄姿は間違いなく現地のファンの脳裏に刻まれているようだ。
構成●ダンクシュート編集部
渡邊雄太、古巣相手に2ブロックも、今季初めてFG成功ゼロに。サンズも連勝は7でストップ<DUNKSHOOT>
渡邊雄太が17得点&勝負所でクラッチショット!ネッツはアービングの劇的ブザービーターで5連勝<DUNKSHOOT>
関連記事
- 【NBA】渡邊雄太、古巣相手に2ブロックも、今季初めてFG成功ゼロに。サンズも連勝は7でストップ<DUNKSHOOT>
- ネッツ渡邊雄太、好きな選手は「大谷翔平。彼は凄い!」。 凱旋試合の舞台となるトロントは「すべてが大好き」<DUNKSHOOT>
- 「本当にありがとう」ブルックリンへ旅立つ渡邊雄太が古巣に感謝「トロントでの日々は決して忘れることはないでしょう!」<DUNKSHOOT>
- 「一貫性がなかった」KDとアービングが未完に終わったネッツ・ビッグ3時代を回想「素晴らしいものを逃してしまった気がする」<DUNKSHOOT>
- 【NBAカップ戦】レイカーズの八村塁、サンズの渡邊雄太ともに決勝トーナメント進出!準々決勝での対戦が決定<DUNKSHOOT>