レジェンドビッグマンのダーク・ノビツキーが、思わぬ人物と人違いされたことを、現地時間12月2日(日本時間3日、日付は以下同)に自身の公式X(旧Twitter)で明かした。
「昨日レストランへ歩いて行った時、ある男がやってきて『リック・スミッツではないですよね?』と言ってきた。あんまり似てはいないけど、彼にはバスケットボールの知識があることは評価したよ……」
ドイツからNBAにやってきて、ダラス・マーベリックス一筋21年。2010-11シーズンにはエースとしてチームをフランチャイズ史上初優勝に導き、通算3万1560得点は歴代6位、75周年記念チームにも選ばれ、今年バスケットボール殿堂入りも飾ったノビツキーは、正真正銘のレジェンドビッグマンだ。
一方、インディアナ・ペイサーズ一筋12シーズンをプレーしたスミッツは、224cm・120kgのサイズで活躍したオランダ出身のセンター。
両選手は外国籍出身として、ともにNBAで10シーズン以上をプレーしてきた。だが、オールスター14度、オールNBAチーム12度の選出を誇り、シーズンMVPとファイナルMVPにも選ばれた経験のあるノビツキーと、オールスター選出1度のスミッツでは、さすがに選手としての格が違う。
ノビツキーとしては、スミッツに似ているとファンに言われたことはこれまで一度もなかったのだろう。投稿を見る限り、驚きと戸惑いが入り混じった中、スミッツへネガティブな印象を与えることなく、そのファンの知識を称えていたことが、ノビツキーの人柄とユーモアを端的に表現していた。
文●秋山裕之(フリーライター)
【PHOTO】NBA最強の選手は誰だ?識者8人が選んだ21世紀の「ベストプレーヤートップ10」を厳選ショットで紹介!
「昨日レストランへ歩いて行った時、ある男がやってきて『リック・スミッツではないですよね?』と言ってきた。あんまり似てはいないけど、彼にはバスケットボールの知識があることは評価したよ……」
ドイツからNBAにやってきて、ダラス・マーベリックス一筋21年。2010-11シーズンにはエースとしてチームをフランチャイズ史上初優勝に導き、通算3万1560得点は歴代6位、75周年記念チームにも選ばれ、今年バスケットボール殿堂入りも飾ったノビツキーは、正真正銘のレジェンドビッグマンだ。
一方、インディアナ・ペイサーズ一筋12シーズンをプレーしたスミッツは、224cm・120kgのサイズで活躍したオランダ出身のセンター。
両選手は外国籍出身として、ともにNBAで10シーズン以上をプレーしてきた。だが、オールスター14度、オールNBAチーム12度の選出を誇り、シーズンMVPとファイナルMVPにも選ばれた経験のあるノビツキーと、オールスター選出1度のスミッツでは、さすがに選手としての格が違う。
ノビツキーとしては、スミッツに似ているとファンに言われたことはこれまで一度もなかったのだろう。投稿を見る限り、驚きと戸惑いが入り混じった中、スミッツへネガティブな印象を与えることなく、そのファンの知識を称えていたことが、ノビツキーの人柄とユーモアを端的に表現していた。
文●秋山裕之(フリーライター)
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