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NBA

【NBAカップ】“キング”レブロンの活躍でレイカーズが決勝進出!八村塁は12得点で自身初タイトルに王手<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2023.12.08

同期のザイオン(右)相手にダンクを叩き込む八村。レブロンに導かれたレイカーズが大勝で決勝進出を果たした。(C)Getty Images

同期のザイオン(右)相手にダンクを叩き込む八村。レブロンに導かれたレイカーズが大勝で決勝進出を果たした。(C)Getty Images

 現地時間12月7日(日本時間8日)、NBAはラスベガスのT-モバイル・アリーナで「インシーズン・トーナメント」の準決勝を開催。ロサンゼルス・レイカーズはニューオリンズ・ペリカンズを133-89で破り、9日(同10日)の決勝に駒を進めた。八村塁は12得点、1リバウンド、2アシストをマークしている。

 立ち上がりはレイカーズがレブロン・ジェームズの3点プレーなどで先制するが、ペリカンズもザイオン・ウィリアムソンやホセ・アルバラードらベンチメンバーを中心に反撃。第1クォーターを30-29とペリカンズの1点リードで終える。

 続く第2クォーター、流れを呼び込んだのは“キング”レブロンだ。開始早々に八村のアシストから3ポイントを決めると、これを皮切りに3本連続の長距離砲とレイアップで一挙14得点。その後も積極的に得点を重ねたほか、守備でもザイオンからチャージングを奪うなど攻守で躍動する。前半21得点、4アシストの活躍を見せた38歳のエースに導かれたレイカーズが、67-54とリードして折り返した。
 
 後半もレイカーズの勢いは止まらず、開始6分強で30点差、第3クォーター終了時には110-71と39点差をつけて勝負あり。第4クォーターは早々に主力を下げ、イーストを勝ち上がったインディアナ・ペイサーズと対戦する明後日の決勝に備えた。

 レブロンが第3クォーター中盤まで22分32秒間の出場で30得点、5リバウンド、8アシストの大活躍。フィールドゴール成功率75%(9/12)、3ポイント(4/4)とフリースロー(8/8)は100%という完璧な内容で勝利に導いた。

 そのほかオースティン・リーブスが17得点、7アシスト、アンソニー・デイビスが16得点、15リバウンド、5アシスト、2ブロック、トーリアン・プリンスが3ポイント5本で15得点、ディアンジェロ・ラッセルが14得点をマーク。シーズンの成績では3連勝で14勝9敗とし、ウエスト4位に浮上した。

 八村は21分21秒間の出場で12得点(フィールドゴール5/9、3ポイント1/3、フリースロー1/2)、1リバウンド、2アシストの成績。第1クォーターに絶妙なカッティングからダンクを叩き込むと、第3~4クォーターにはドライビングレイアップや3ポイント、ミドルジャンパーで得点を稼ぎ、11月21日(対ユタ・ジャズ)以来の2桁得点をマークした。NBAでの初タイトルに向け、決勝でも活躍が期待される。

※「インシーズン・トーナメント」は今季から導入されたNBA初のカップ戦。11月のグループステージを経て、東西のカンファレンスから各4チームが決勝トーナメントに進み、準決勝から中立地のラスベガスで開催。優勝チームには選手1人あたり50万ドル(約7500万円)の賞金が贈られる。なお、勝敗や選手のスタッツは決勝の1試合を除きすべてシーズンの成績に反映される。

構成●ダンクシュート編集部

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