現地時間12月9日(日本時間10日、日付は以下同)にTモバイル・アリーナで開催されたNBAインシーズン・トーナメント決勝は、ロサンゼルス・レイカーズが123-109でインディアナ・ペイサーズを下し、初代王者へと上りつめた。
レイカーズはこの大一番、3ポイントこそ成功率15.4%(2/13)と不発も、タレントとサイズのアドバンテージを最大限に発揮。アンソニー・デイビスがゲームハイの41得点に20リバウンド、4ブロックと獅子奮迅の活躍を見せた。
「僕はバスケットボールの試合に勝つために、できることすべてをやろうとしただけ。チームメイトたちが、上手くいくポジションへ僕を導いてくれたことは確かだ。もちろん、自分たちにとってスペシャルなことで、初のインシーズン・トーナメントを制することができた。けど僕らは6月にも同じもの(タイトル)を勝ち獲りたいんだ」
デイビスは試合後にそう語り、2020年以来、フランチャイズ史上18度目のリーグ制覇に向けて意気込んでいた。
この試合ではデイビスのほか、オースティン・リーブスが28得点、3アシスト、レブロン・ジェームズが24得点、11リバウンド、4アシスト、2スティール、ディアンジェロ・ラッセルが13得点、4リバウンド、7アシストをマーク。
レイカーズはデイビス、レブロンらが立て続けにペイントを攻め立てて得点を量産し、ペイントエリアの得点で86-44、リバウンドでも55-32と圧倒。さらにキャム・レディッシュ(201cm)やトーリアン・プリンス(198cm)、ジャレッド・ヴァンダービルト(203cm)、マックス・クリスティ(196cm)といったサイズのあるウイング陣が、ペイサーズのオフェンスを苦しめた。
ペイサーズの主砲タイリース・ハリバートンが「どのチームにもアンソニー・デイビスはいないし、203㎝や206㎝級のウイング陣が豊富にいるわけじゃない。これまでの試合とは違うんだと認識しないといけない。それにこれはレギュラーシーズンの感覚ではなかった。プレーオフのようなものだった」と話したように、レイカーズの強みが存分に生かされた試合だったと言えるだろう。
大会MVPにはレブロンが選ばれたものの、相手エースが脱帽したように、デイビスなくしてレイカーズのNBAカップ制覇がなし得なかったのは間違いない。
文●秋山裕之(フリーライター)
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レイカーズはこの大一番、3ポイントこそ成功率15.4%(2/13)と不発も、タレントとサイズのアドバンテージを最大限に発揮。アンソニー・デイビスがゲームハイの41得点に20リバウンド、4ブロックと獅子奮迅の活躍を見せた。
「僕はバスケットボールの試合に勝つために、できることすべてをやろうとしただけ。チームメイトたちが、上手くいくポジションへ僕を導いてくれたことは確かだ。もちろん、自分たちにとってスペシャルなことで、初のインシーズン・トーナメントを制することができた。けど僕らは6月にも同じもの(タイトル)を勝ち獲りたいんだ」
デイビスは試合後にそう語り、2020年以来、フランチャイズ史上18度目のリーグ制覇に向けて意気込んでいた。
この試合ではデイビスのほか、オースティン・リーブスが28得点、3アシスト、レブロン・ジェームズが24得点、11リバウンド、4アシスト、2スティール、ディアンジェロ・ラッセルが13得点、4リバウンド、7アシストをマーク。
レイカーズはデイビス、レブロンらが立て続けにペイントを攻め立てて得点を量産し、ペイントエリアの得点で86-44、リバウンドでも55-32と圧倒。さらにキャム・レディッシュ(201cm)やトーリアン・プリンス(198cm)、ジャレッド・ヴァンダービルト(203cm)、マックス・クリスティ(196cm)といったサイズのあるウイング陣が、ペイサーズのオフェンスを苦しめた。
ペイサーズの主砲タイリース・ハリバートンが「どのチームにもアンソニー・デイビスはいないし、203㎝や206㎝級のウイング陣が豊富にいるわけじゃない。これまでの試合とは違うんだと認識しないといけない。それにこれはレギュラーシーズンの感覚ではなかった。プレーオフのようなものだった」と話したように、レイカーズの強みが存分に生かされた試合だったと言えるだろう。
大会MVPにはレブロンが選ばれたものの、相手エースが脱帽したように、デイビスなくしてレイカーズのNBAカップ制覇がなし得なかったのは間違いない。
文●秋山裕之(フリーライター)
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