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【NBA】渡邊雄太は今季3度目のローテ外で出番なし。サンズはウィザーズに逆転勝利し連敗ストップ<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2023.12.18

勝負所でデュラントが躍動し、サンズがウィザーズに逆転勝利を収めた。(C)Getty Images

 現地時間12月17日(日本時間18日、日付は以下同)、フェニックス・サンズは本拠地フットプリント・センターでワシントン・ウィザーズと激突。112-108で勝利し、今季成績をウエスタン・カンファレンス10位となる14勝12敗(勝率53.8%)とした。

 今夏にウィザーズからサンズへトレード移籍したブラッドリー・ビールにとっては古巣との初対戦となるはずだったが、15日のニューヨーク・ニックス戦で右足首を痛めた影響で欠場したためお預けに。サンズはデビン・ブッカー、グレイソン・アレン、ナシール・リトル、ケビン・デュラント、ユスフ・ヌルキッチの5人、ウィザーズはタイアス・ジョーンズ、ジョーダン・プール、デニ・アブディヤ、カイル・クーズマ、ダニエル・ギャフォードがスターティングラインナップに並んだ。

 試合は第1クォーター開始3分以降、ウィザーズが終始リードを保つ展開に。前半だけで15得点を奪ったジョーンズを中心に最大16点差をつけ、58-46で後半に突入する。サンズはブッカーが1/7、エリック・ゴードンが1/4、グレイソン・アレンも0/4と3ポイントがまるで入らず、チーム全体でも2/19で成功率わずか10.5%と不発だったのが誤算だった。
 
 後半に入ってもサンズの長距離砲の精度は改善されなかったが、ペイントアタックとフリースローでじわじわと点差を詰め、第4クォーター残り7分45秒にブッカーが3ポイントを沈めて96-95とついに逆転。その後はウィザーズのショットがリングに嫌われ続けるなか、サンズが徐々にリードを拡大する。残り40秒で1点差まで迫られたものの、直後のポゼッション、デュラントがウィザーズの息の根を止める豪快ダンクを叩き込み、ファウルも誘って3ポイントプレーを完成。頼れるエースの活躍で粘る相手を振り切り、逆転勝利で連敗を2でストップさせた。

 渡邊雄太は12月1日のデンバー・ナゲッツ戦、5日のロサンゼルス・レイカーズ戦に続き、今季3度目のローテーション外となり不出場。ここ3試合の出場時間は約15分とプレータイムが減少しており、厳しい状況に置かれていると言わざるを得ない。

 サンズの次戦は中1日空いて19日、敵地モーダ・センターでポートランド・トレイルブレイザーズと対戦する。連勝なるか、そして渡邊に出番はあるのか注目したい。

構成●ダンクシュート編集部

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