WOWOWは6シーズンぶりに世界最高峰のバスケットボールリーグNBAを放送・配信中だ。
シーズン開幕から1か月半が経過した12月中旬に「WOWOW NBAアンバサダー」を務めるフェニックス・サンズの渡邊雄太に独占インタビュー。自らのプレーやチームの現状、全米注目のクリスマスゲームについて、さらには自身の選ぶNBA歴代ベスト5までたっぷりと語った。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
――同い年の大谷翔平選手がドジャースに移籍したニュースはご覧になられましたか?
渡邊雄太(以下渡邊):あのような長年の契約はNBAにはないので、野球の場合はすごい選手だと10年契約とかしたりするのを見て、バスケとは違うなと思って見ていました。
――開幕から約1か月半。ご自身のプレーを振り返っていかがでしょう?
渡邊:今までは自分が"無名の存在"でチームに入って、その中で徐々に結果を出してきました。(その積み重ねがあって)今季は初めて期待されて始まるシーズンだったので、その期待値に答えられていないというのが正直なところです。昨年に比べてシュートが入っていないですけど、数字がそこまで悪いかと言われれば、そんなこともないです。単純に期待値と自分が今やれているバスケットにギャップがある分、今のところは良いシーズンを送れているとは言えないです。
――(日本時間9日の)キングス戦で8本のシュートを放ちました。
渡邊:あの時は、ブック(デビン・ブッカー)に対して、かなり厚めに相手がディフェンスをかけにいっていたので、周りの選手は結構オープンになることが多かったです。今シーズンは自分のタイミングの時は結構シュートを打てていると思うので、単純にそのタイミングが(キングス戦は)多かったのかなと思います。
――サンズは現在12勝10敗(インタビュー時点)ですが、チームの状態はいかがでしょうか?
渡邊:シーズン開始からケガ人が何人か出ていて、なかなかフルメンバーで試合ができることがない中で、ローテーションなどもいろいろ変わりながらやったりしていますが、チームとして、もっとできる、というのは全員感じていると思います。
ケガ人がいる中でもやれている、という手応えはあるので、これからケガ人が徐々に戻ってきて、強いサンズを見せていけると思っています。ケガ人がいる時に負けて良いわけではないですし、それを言い訳にはできないので、どういう状況であっても勝てるチームになっていかないといけないと思います。
――渡邊選手のチーム内での役割を教えてください。
渡邊:1対1の状態から高いレベルで点を取れる選手がサンズには、まずトップに3人(ケビン・デュラント、デビン・ブッカー、ブラッドリー・ビール)います。エリック(ゴードン)だったり、グレイソン(アレン)もそういう役割ができる中で、僕はとにかく味方のためにスペースを空けて、自分のところにボールが来たら、とにかく迷わず(3ポイントシュートを)打つというのが自分の仕事になってくると思います。望んでいるシュート成功率には到達できていないので、後はその確率を上げていくだけだと思っています。
シーズン開幕から1か月半が経過した12月中旬に「WOWOW NBAアンバサダー」を務めるフェニックス・サンズの渡邊雄太に独占インタビュー。自らのプレーやチームの現状、全米注目のクリスマスゲームについて、さらには自身の選ぶNBA歴代ベスト5までたっぷりと語った。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
――同い年の大谷翔平選手がドジャースに移籍したニュースはご覧になられましたか?
渡邊雄太(以下渡邊):あのような長年の契約はNBAにはないので、野球の場合はすごい選手だと10年契約とかしたりするのを見て、バスケとは違うなと思って見ていました。
――開幕から約1か月半。ご自身のプレーを振り返っていかがでしょう?
渡邊:今までは自分が"無名の存在"でチームに入って、その中で徐々に結果を出してきました。(その積み重ねがあって)今季は初めて期待されて始まるシーズンだったので、その期待値に答えられていないというのが正直なところです。昨年に比べてシュートが入っていないですけど、数字がそこまで悪いかと言われれば、そんなこともないです。単純に期待値と自分が今やれているバスケットにギャップがある分、今のところは良いシーズンを送れているとは言えないです。
――(日本時間9日の)キングス戦で8本のシュートを放ちました。
渡邊:あの時は、ブック(デビン・ブッカー)に対して、かなり厚めに相手がディフェンスをかけにいっていたので、周りの選手は結構オープンになることが多かったです。今シーズンは自分のタイミングの時は結構シュートを打てていると思うので、単純にそのタイミングが(キングス戦は)多かったのかなと思います。
――サンズは現在12勝10敗(インタビュー時点)ですが、チームの状態はいかがでしょうか?
渡邊:シーズン開始からケガ人が何人か出ていて、なかなかフルメンバーで試合ができることがない中で、ローテーションなどもいろいろ変わりながらやったりしていますが、チームとして、もっとできる、というのは全員感じていると思います。
ケガ人がいる中でもやれている、という手応えはあるので、これからケガ人が徐々に戻ってきて、強いサンズを見せていけると思っています。ケガ人がいる時に負けて良いわけではないですし、それを言い訳にはできないので、どういう状況であっても勝てるチームになっていかないといけないと思います。
――渡邊選手のチーム内での役割を教えてください。
渡邊:1対1の状態から高いレベルで点を取れる選手がサンズには、まずトップに3人(ケビン・デュラント、デビン・ブッカー、ブラッドリー・ビール)います。エリック(ゴードン)だったり、グレイソン(アレン)もそういう役割ができる中で、僕はとにかく味方のためにスペースを空けて、自分のところにボールが来たら、とにかく迷わず(3ポイントシュートを)打つというのが自分の仕事になってくると思います。望んでいるシュート成功率には到達できていないので、後はその確率を上げていくだけだと思っています。