現地時間12月25日（日本時間26日、日付は以下同）には、全米大注目のクリスマスゲームが行なわれる。今季はロサンゼルス・レイカーズとボストン・セルティックスの名門対決をはじめ、デンバー・ナゲッツ対ゴールデンステイト・ウォリアーズという新旧王者の激突、東の注目チーム対決となるミルウォーキー・バックス対ニューヨーク・ニックスとフィラデルフィア・セブンティシクサーズ対マイアミ・ヒート、そしてフェニックス・サンズ対ダラス・マーベリックスの５カードが開催される予定だ。

　そのなかで見どころのひとつとなっているのが、サンズのデビン・ブッカーとマーベリックスのルカ・ドンチッチ、両スターのライバル対決。２人は2022年のウエスタン・カンファレンス準決勝で激しく火花を散らしたのを皮切りに、昨季３月の対戦時には試合終了間際にトラッシュトークを交わして両者ともテクニカルファウルを吹かれるなど、因縁が勃発していた。
  　そんな彼らが激突する大注目のクリスマスゲーム前日、ブッカーがドンチッチとのライバル関係について言及。囲み取材に応じた27歳のスコアラーは、過剰に煽るメディアを暗に否定しつつ、互いにリスペクトし合った上で、コート上でのみ競い合っていることを強調した。

「（２人のライバル関係が取り沙汰されていることは）ソーシャルメディアがどういったものなのか、人々がどのようにドラマを仕立て上げ、何を見つけ出したいのかを証明していると思う。僕とルカは、彼がリーグに入ってきた時から高いレベルで互いをリスペクトし続けてきた。プレーオフシリーズは毎試合のように凄まじいほど競争的になり、人々はそれを鵜呑みにして、暴走する。それはゲームにとっていいことだし、人々の興味を引くし、視聴率にもつながる。だけど、お互いに問題はなく、ただ高いレベルで競い合っているだけだよ」

　オフコートでは２人の間に何のわだかまりもないと口にしたブッカー。とはいえ、コート上ではかなり激しくやり合っているのも事実。クリスマスゲームでは両スターのハイレベルな攻防が繰り広げられることは間違いない。

構成●ダンクシュート編集部

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