“NBAプレーヤー歴代ランキングトップ10”を作成するとしたら、10人いれば10通りの答えが出るだろう。主観が入ることも考えればそれだけ困難を極める作業ということだが、現地時間12月23日(日本時間24日)に元NBA選手のメッタ・ワールドピース(現在の本名はメッタ・サンディフォード・アーテスト)がSNSに公開したランキングは、ファンから否定的な意見が多く寄せられた。
かつてロサンゼルス・レイカーズなどで活躍した名ディフェンダーは、「6つのリング、9度のスコアリングタイトル、DPOY(最優秀守備選手賞)」を理由に、歴代No.1プレーヤーとしてマイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズほか)を推挙。“神様”をトップに位置付けたことに対し、反論する者は少ないはずだ。
ただ、以降のランキングに疑問の声が噴出した。2位はウィルト・チェンバレン(元サンフランシスコ/現ゴールデンステイト・ウォリアーズほか)、3位がビル・ラッセル(元ボストン・セルティックス)、4位がカリーム・アブドゥル・ジャバー(元レイカーズほか)、5位がマジック・ジョンソン(元レイカーズ)、6位がコビー・ブライアント(元レイカーズ)、7位がティム・ダンカン(元サンアントニオ・スパーズ)。いずれもNBA史に名を残すレジェンドだが、ここまでのランキングを見て、誰かが抜けていることに気づいた方もいるのではないか。
続く8位には現役からステフィン・カリー(ウォリアーズ)をチョイス。そして10位にシャキール・オニール(元レイカーズほか)を選び、その間の9位に、今やジョーダンと史上最高選手の座を争っているレブロン・ジェームズ(レイカーズ)を据えたのだ。
レブロンがこの順位なのも理解し難いが、その上でワールドピースは「引退後はNo.1になるだろう」と注釈。12月30日に39歳を迎えるにもかかわらず、いまだリーグトップレベルのパフォーマンスを披露し続けているレブロンだが、現役生活はもうそれほど長くないはず。限られたキャリアの中で、一気に8人を捲れるほどの実績を残せるのかも疑問だ。
また、ファンから「ジョーダンの得点王は10回」と指摘されるなど、それ以外の部分も突っ込みどころが満載。「(ラリー)バードがいないのが一番の疑問」「この理論ならカリーは引退時にレブロンより上なのでは?」など、疑問の声が多く上がっていた。
とはいえ、ワールドピースは現役時代から“奇人・変人”として知られてきた男。加えて、これまで彼が作成したランキングではトップの座がジョーダンやレブロン、ジャバー、コビー、ダンカンと目まぐるしく変わっており、そこまで真剣に議論する価値はないのかもしれない。
構成●ダンクシュート編集部
【PHOTO】38歳を迎えても未だ衰え知らず!NBAの“キング”レブロン・ジェームズ特集!
かつてロサンゼルス・レイカーズなどで活躍した名ディフェンダーは、「6つのリング、9度のスコアリングタイトル、DPOY(最優秀守備選手賞)」を理由に、歴代No.1プレーヤーとしてマイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズほか)を推挙。“神様”をトップに位置付けたことに対し、反論する者は少ないはずだ。
ただ、以降のランキングに疑問の声が噴出した。2位はウィルト・チェンバレン(元サンフランシスコ/現ゴールデンステイト・ウォリアーズほか)、3位がビル・ラッセル(元ボストン・セルティックス)、4位がカリーム・アブドゥル・ジャバー(元レイカーズほか)、5位がマジック・ジョンソン(元レイカーズ)、6位がコビー・ブライアント(元レイカーズ)、7位がティム・ダンカン(元サンアントニオ・スパーズ)。いずれもNBA史に名を残すレジェンドだが、ここまでのランキングを見て、誰かが抜けていることに気づいた方もいるのではないか。
続く8位には現役からステフィン・カリー(ウォリアーズ)をチョイス。そして10位にシャキール・オニール(元レイカーズほか)を選び、その間の9位に、今やジョーダンと史上最高選手の座を争っているレブロン・ジェームズ(レイカーズ)を据えたのだ。
レブロンがこの順位なのも理解し難いが、その上でワールドピースは「引退後はNo.1になるだろう」と注釈。12月30日に39歳を迎えるにもかかわらず、いまだリーグトップレベルのパフォーマンスを披露し続けているレブロンだが、現役生活はもうそれほど長くないはず。限られたキャリアの中で、一気に8人を捲れるほどの実績を残せるのかも疑問だ。
また、ファンから「ジョーダンの得点王は10回」と指摘されるなど、それ以外の部分も突っ込みどころが満載。「(ラリー)バードがいないのが一番の疑問」「この理論ならカリーは引退時にレブロンより上なのでは?」など、疑問の声が多く上がっていた。
とはいえ、ワールドピースは現役時代から“奇人・変人”として知られてきた男。加えて、これまで彼が作成したランキングではトップの座がジョーダンやレブロン、ジャバー、コビー、ダンカンと目まぐるしく変わっており、そこまで真剣に議論する価値はないのかもしれない。
構成●ダンクシュート編集部
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