NBA

【NBA】八村塁、今季初レブロンとの同時先発で勝利に大貢献!17得点に加え、+/-はキャリアハイ+34の働き<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2023.12.29

今季4度目の先発出場でレブロンと並ぶ17得点をあげた八村。第3Qには12得点を集中させ、勝利に貢献した。(C)Getty Images

 現地時間12月28日、ロサンゼルス・レイカーズはホームのクリプトドットコム・アリーナでシャーロット・ホーネッツと対戦し133-112で快勝。八村塁は今季4試合目の先発出場で17得点、4リバウンド、1アシスト、1スティールをマークした。

 レイカーズは八村を3試合ぶりの先発に抜擢。レブロン・ジェームズとの同時先発起用は今季初めてで、203cmの八村と206cmのレブロンに、アンソニー・デイビス(208cm)、ジャレッド・ヴァンダービルト(203cm)、トーリアン・プリンス(198cm)のビッグラインナップで臨んだ。

 立ち上がり、八村がいきなりスティールからの速攻でダンクを炸裂。チーム最初の得点をあげるも、その後はシュートを2本ミス、チームも相手のアウトサイド陣に高確率で3ポイントを決められ、2点リードを許した開始5分過ぎに一度ベンチへ。その後、約2分の休憩を経て再投入され、28-31で第1クォーターを終える。

 第2クォーターも引き続きコートに立った八村は、開始直後にポストアップから3点プレーを成功。その後は互いにリードチェンジを繰り返し、前半18得点、4ブロックをあげたデイビスの活躍もあって、58-57とレイカーズの1点リードで折り返した。
 
 後半はレイカーズが地力の高さを発揮。八村もこの日2度目のバスケットカウントに加えて2本のミドルジャンパーを沈め、リード拡大に貢献する。第1クォーター同様、3分弱の休憩を挟んだ第3クォーター残り4分からはドライブからディフェンスを弾き飛ばし、3度目のバスケットカウントを決めると、残り21秒には裏への抜け出しから強烈なスラムダンクを叩き込み会場を沸かせた。

 レイカーズは第4クォーターも攻撃の手を緩めず、最大28点差をつけて8連敗中のホーネッツを圧倒。今季成績を17勝15敗とし、ウエスタン・カンファレンス8位へと順位を1つ上げた。

 デイビスが26得点、8リバウンド、4ブロック、レブロンが17得点、11アシストと2枚看板が第3クォーターまでのプレーでチームを牽引。ベンチのディアンジェロ・ラッセルとオースティン・リーブスが各16得点、マックス・クリスティーとジャクソン・ヘイズが各10得点、クリスチャン・ウッドが9得点をマーク。チーム全体で今季最多41アシストとボールがよく回り、フィールドゴール成功率53.6%と攻撃力を見せつけた。

 八村は28分間の出場でレブロンと並ぶ17得点(フィールドゴール7/12、3ポイント0/1、フリースロー3/3)、4リバウンド、1アシスト、1スティールと躍動。3度の3点プレーにダンク2発、ジャンパー2本と持ち味を発揮し、出場時の得失点差を示す+/-は両チームダントツの+34。5年目にしてキャリアハイを更新する働きで先発起用に応えた。

 レイカーズは30日(日本時間31日)と31日(同1月1日)の敵地2連戦で年内の日程を終了。次戦はレブロンの39歳の誕生日に、カンファレンス首位のミネソタ・ティンバーウルブズと激突する。

構成●ダンクシュート編集部

八村塁の強烈ワンハンドダンクがNBAトップ10プレーに選出!全米注目のクリスマスゲームで存在感を放つ<DUNKSHOOT>

【PHOTO】レブロン、八村塁らが所属するレイカーズの試合を華やかに彩る"レイカーガールズ"を特集!
NEXT
PAGE
【動画】ホームを熱狂させた八村のスラムダンク!