1990年代に2度の3連覇を果たしたシカゴ・ブルズは、フランチャイズの歴史を通して特別な貢献をした過去の選手たちやコーチ陣、フロントオフィスで尽力した者たちを表彰して称える「リング・オブ・オナー」の表彰式を来年1月に開催する。
確執が表面化しているマイケル・ジョーダンとスコッティ・ピッペンが再会する“Xデー”とも目されるなかで、かつて2人としのぎを削った殿堂入り選手のチャールズ・バークレーは、その気まずい状況を現地まで見に行くと宣言している。
ブルズはジョーダン&ピッペンを擁した1991~93年、そして“史上最高のデュオ”にリバウンド王のデニス・ロッドマンを加えた三銃士で96~98年にそれぞれ3連覇を達成。1995-96シーズンには当時のリーグ史上最多勝となる72勝(10敗)をマークした。
今回、ブルズは「リング・オブ・オナー」として95-96シーズンのチームのほかに、フィル・ジャクソンHC(ヘッドコーチ)、ジョーダン、ピッペン、ロッドマン、トニー・クーコッチら13名を選出。現地時間1月11日(日本時間12日)に本拠地ユナイテッド・センターでプライベートな表彰式を行ない、翌12日のゴールデンステイト・ウォリアーズ戦のハーフタイムにも表彰されることになっている。
そこで注目を集めているのが、ジョーダンとピッペンに“和解の時”が訪れるかどうかだ。かつて阿吽の呼吸を誇った2人だが、コロナ禍の2020年に公開されたブルズの97-98シーズンの舞台裏を追ったドキュメンタリー『ザ・ラストダンス』で、ジョーダンが必要以上に好意的に描かれていたことにピッペンが異議を唱えたことで事態は一変。
ピッペンが翌21年に発売された自伝『Unguarded』でジョーダンを批判したのに続き、23年5月には、ブルズ時代の同僚ステイシー・キングがホストを務める番組『Gimme The Hot Sauce』で「彼はひどい選手だった。すべて1対1で、ショットセレクションも悪かった」と、ジョーダンを“ワンマンプレーヤー”呼ばわりして波紋は広がった。
かつてブルズとしのぎを削ったバークレー自身、ジョーダンとの関係は冷め切っている。22年11月に人気ポットキャスト『Let’s Go!』で「俺とマイケルは親友だった」と前置きしつつ、「マイケルは、俺が彼について言ったことで腹を立てた。おそらく10年近く彼とは話していない。マイケルを兄弟のように愛しているが、俺たちは2人とも頑固で話してないんだ」と明かしていた。
確執が表面化しているマイケル・ジョーダンとスコッティ・ピッペンが再会する“Xデー”とも目されるなかで、かつて2人としのぎを削った殿堂入り選手のチャールズ・バークレーは、その気まずい状況を現地まで見に行くと宣言している。
ブルズはジョーダン&ピッペンを擁した1991~93年、そして“史上最高のデュオ”にリバウンド王のデニス・ロッドマンを加えた三銃士で96~98年にそれぞれ3連覇を達成。1995-96シーズンには当時のリーグ史上最多勝となる72勝(10敗)をマークした。
今回、ブルズは「リング・オブ・オナー」として95-96シーズンのチームのほかに、フィル・ジャクソンHC(ヘッドコーチ)、ジョーダン、ピッペン、ロッドマン、トニー・クーコッチら13名を選出。現地時間1月11日(日本時間12日)に本拠地ユナイテッド・センターでプライベートな表彰式を行ない、翌12日のゴールデンステイト・ウォリアーズ戦のハーフタイムにも表彰されることになっている。
そこで注目を集めているのが、ジョーダンとピッペンに“和解の時”が訪れるかどうかだ。かつて阿吽の呼吸を誇った2人だが、コロナ禍の2020年に公開されたブルズの97-98シーズンの舞台裏を追ったドキュメンタリー『ザ・ラストダンス』で、ジョーダンが必要以上に好意的に描かれていたことにピッペンが異議を唱えたことで事態は一変。
ピッペンが翌21年に発売された自伝『Unguarded』でジョーダンを批判したのに続き、23年5月には、ブルズ時代の同僚ステイシー・キングがホストを務める番組『Gimme The Hot Sauce』で「彼はひどい選手だった。すべて1対1で、ショットセレクションも悪かった」と、ジョーダンを“ワンマンプレーヤー”呼ばわりして波紋は広がった。
かつてブルズとしのぎを削ったバークレー自身、ジョーダンとの関係は冷め切っている。22年11月に人気ポットキャスト『Let’s Go!』で「俺とマイケルは親友だった」と前置きしつつ、「マイケルは、俺が彼について言ったことで腹を立てた。おそらく10年近く彼とは話していない。マイケルを兄弟のように愛しているが、俺たちは2人とも頑固で話してないんだ」と明かしていた。
関連記事
- 冷戦状態にあるジョーダン&ピッペンに“復縁”のチャンス?“Xデー”はブルズ・レジェンドが集結する来月11日!<DUNKSHOOT>
- ジョーダン&ピッペンのブルズ黄金デュオは“冷戦状態”も、ロッドマンは楽観視?「最終的には上手くいくだろう」<DUNKSHOOT>
- “冷戦状態”のジョーダンとピッペンの和解は不可能?名物コメンテーターが言及「2人の間に友情はない。関係は終わった」<DUNKSHOOT>
- 「人はバカげたことを言いたがる」実力を疑問視されたブランソンを指揮官、同僚が全力擁護「彼のことをわかってない」<DUNKSHOOT>
- 「健康体でいること」「その瞬間を楽しむこと」大器ウェンバンヤマへ、ヤニス、ドンチッチら海外出身の“先輩”がエール<DUNKSHOOT>