2月8日(日本時間9日、日付は以下同)のトレード・デッドラインまで1か月を切り、トレードトークが過熱している。そのなかで動向が注目されている選手の1人がアトランタ・ホークスのデジャンテ・マレーだ。
昨夏ホークスと4年の延長契約を結んだ196㎝・82㎏のコンボガードは、サンアントニオ・スパーズ時代の2022年にはオールスターにも出場。今季は39試合の出場で平均20.8点、4.8リバウンド、4.8アシスト、1.3スティールと、トレイ・ヤングに次ぐホークス第2の男として活躍している。
ただ、チームはプレーイン・トーナメント進出枠を行き来しており、16日時点でイースタン・カンファレンス11位の16勝23敗(勝率41.0%)。勝率5割以上の相手には6勝17敗と大きく負け越しており、4年連続のプレーオフ進出に黄信号が灯っている。
現状で、ホークスにとってトレード不可のアンタッチャブルな選手はヤングとジェイレン・ジョンソンの2人だけと言われており、マレーだけでなくディアンドレ・ハンターやクリント・カペラといった主力もトレードの可能性がある。
現地メディアの報道をまとめると、ロサンゼルス・レイカーズやニューヨーク・ニックス、フィラデルフィア・セブンティシクサーズ、マイアミ・ヒート、デトロイト・ピストンズ、スパーズ、ブルックリン・ネッツがマレーの獲得に関心を示しているという。
多くのチームから注目を集める“人気銘柄”は、先日『TNT』の放送でリポーターを務めるデニス・スコット(元オーランド・マジックほか)からトレードの噂について聞かれ「これもビジネスのうちさ。僕はプロフェッショナルかつ、いいチームメイトであり続ける」と語っていた。
スコットから一昨季まで在籍していた古巣スパーズも獲得に興味を示していると知らされると、「ポップ(グレッグ・ポポビッチHC)は父のような存在だから大歓迎だね。けど今はホークなんだ。プロフェッショナルに、正しいプレーをしていくだけ」とコメント。
スパーズは昨年のドラフト1位でヴィクター・ウェンバンヤマを指名後、開幕までに複数のトレードを成立させたほか、キャメロン・ペイン(現ミルウォーキー・バックス)、レジー・ブロック(現ヒューストン・ロケッツ)というベテランをウェイブ(保有権の放棄)し、ロスターを入れ替えてきた。
ここまでウエスタン・カンファレンス最下位の7勝32敗(勝率17.9%)と低迷しているが、ウェンバンヤマは平均19.6点、10.3リバウンド、3.2ブロックとドラ1にふわさしい活躍を披露。さらにチームにはデビン・ヴァッセルやケルドン・ジョンソン、トレ・ジョーンズといった若手も在籍しており、数年後の躍進が期待されている。
はたして、マレーはデッドラインまでに動くことになるのか。もしスパーズに復帰となれば、若手中心のチームで頼れるリーダー格となるに違いない。
文●秋山裕之(フリーライター)
“コーチキラー”の悪評に「僕らは良好な関係」と反論したヤング。スナイダーHC下では「3、4回優勝したい」<DUNKSHOOT>
「彼こそ未来」とスナイダーHCを崇拝するホークスのヤング。来季は「より3ポイントを打つことにフォーカスする」<DUNKSHOOT>
「ファンの皆、すまない」ボールを観客席へ投げ込み罰金処分のヤングがぼやき「これじゃ祝福することすらできない」<DUNKSHOOT>
昨夏ホークスと4年の延長契約を結んだ196㎝・82㎏のコンボガードは、サンアントニオ・スパーズ時代の2022年にはオールスターにも出場。今季は39試合の出場で平均20.8点、4.8リバウンド、4.8アシスト、1.3スティールと、トレイ・ヤングに次ぐホークス第2の男として活躍している。
ただ、チームはプレーイン・トーナメント進出枠を行き来しており、16日時点でイースタン・カンファレンス11位の16勝23敗(勝率41.0%)。勝率5割以上の相手には6勝17敗と大きく負け越しており、4年連続のプレーオフ進出に黄信号が灯っている。
現状で、ホークスにとってトレード不可のアンタッチャブルな選手はヤングとジェイレン・ジョンソンの2人だけと言われており、マレーだけでなくディアンドレ・ハンターやクリント・カペラといった主力もトレードの可能性がある。
現地メディアの報道をまとめると、ロサンゼルス・レイカーズやニューヨーク・ニックス、フィラデルフィア・セブンティシクサーズ、マイアミ・ヒート、デトロイト・ピストンズ、スパーズ、ブルックリン・ネッツがマレーの獲得に関心を示しているという。
多くのチームから注目を集める“人気銘柄”は、先日『TNT』の放送でリポーターを務めるデニス・スコット(元オーランド・マジックほか)からトレードの噂について聞かれ「これもビジネスのうちさ。僕はプロフェッショナルかつ、いいチームメイトであり続ける」と語っていた。
スコットから一昨季まで在籍していた古巣スパーズも獲得に興味を示していると知らされると、「ポップ(グレッグ・ポポビッチHC)は父のような存在だから大歓迎だね。けど今はホークなんだ。プロフェッショナルに、正しいプレーをしていくだけ」とコメント。
スパーズは昨年のドラフト1位でヴィクター・ウェンバンヤマを指名後、開幕までに複数のトレードを成立させたほか、キャメロン・ペイン(現ミルウォーキー・バックス)、レジー・ブロック(現ヒューストン・ロケッツ)というベテランをウェイブ(保有権の放棄)し、ロスターを入れ替えてきた。
ここまでウエスタン・カンファレンス最下位の7勝32敗(勝率17.9%)と低迷しているが、ウェンバンヤマは平均19.6点、10.3リバウンド、3.2ブロックとドラ1にふわさしい活躍を披露。さらにチームにはデビン・ヴァッセルやケルドン・ジョンソン、トレ・ジョーンズといった若手も在籍しており、数年後の躍進が期待されている。
はたして、マレーはデッドラインまでに動くことになるのか。もしスパーズに復帰となれば、若手中心のチームで頼れるリーダー格となるに違いない。
文●秋山裕之(フリーライター)
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