現地時間1月25日、ドレイモンド・グリーン(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)のポッドキャスト番組『The Draymond Green Show』の最新エピソードが公開され、ゲストにチームメイトのクリス・ポールが出演した。
番組内でグリーンはパトリック・ベバリー(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)が先日、ポールのディフェンスを非難していたことを引き合いに出した。
「君はオールディフェンシブチームに9回、しかも1stチームに7回も選ばれてきた。あのことについてどう思った?」と切り出したグリーンに対し、ポールは「まず何よりも、人の口に戸は立てられないからね。今までだって何度も誰かに言われてきたよ」と言及。続けて以下のように語った。
「しかしこれまでの実績が物語っている。僕は今でも毎晩ディフェンス面でも競い合っている。数年前とは違うかもしれないけどね。誰しもいろんなことを言ってくるものさ」
グリーンが指摘したように、38歳のポールはオールディフェンシブチームに現役最多の9回選出、歴代最多6度のスティール王に輝いた実績を誇る。183cm・79kgと体格に恵まれているわけではないが、リーグ随一のバスケIQや豊富な経験に裏打ちされたポジショニング、ボール奪取能力など依然として貢献度は高い。
2017年夏にポールのトレード相手にもなった35歳のベバリー(188cm・82kg)は、こちらもオールディフェンシブチームに通算3度選ばれた守備の名手として知られる。
もっとも、ポールはベバリーの批判をグリーンから聞かされても鼻で笑い、余裕の表情。「(1日は)24時間しかないんだ。僕は何か起きてすぐさまスマホへ向かうような男じゃない。自分の仕事のうえで成り立っているんだ」と意に介すことはなかった。
ウォリアーズはポールに加え、オールディフェンシブチームに現役2位の8回選ばれた経験を持つグリーンもいる。ポールにとって、ベバリーの発言はモチベーションを高める材料に過ぎないだろう。
ウォリアーズとシクサーズは今月30日と2月7日に対戦が組まれている。ポールは1月7日に左手の修復手術を受け、全治4~6週間の離脱中。そのため、初戦でプレーすることは難しいが、2戦目には復帰している可能性もある。闘争心旺盛な両者による"コート上のマッチアップ"に注目したいところだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
番組内でグリーンはパトリック・ベバリー(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)が先日、ポールのディフェンスを非難していたことを引き合いに出した。
「君はオールディフェンシブチームに9回、しかも1stチームに7回も選ばれてきた。あのことについてどう思った?」と切り出したグリーンに対し、ポールは「まず何よりも、人の口に戸は立てられないからね。今までだって何度も誰かに言われてきたよ」と言及。続けて以下のように語った。
「しかしこれまでの実績が物語っている。僕は今でも毎晩ディフェンス面でも競い合っている。数年前とは違うかもしれないけどね。誰しもいろんなことを言ってくるものさ」
グリーンが指摘したように、38歳のポールはオールディフェンシブチームに現役最多の9回選出、歴代最多6度のスティール王に輝いた実績を誇る。183cm・79kgと体格に恵まれているわけではないが、リーグ随一のバスケIQや豊富な経験に裏打ちされたポジショニング、ボール奪取能力など依然として貢献度は高い。
2017年夏にポールのトレード相手にもなった35歳のベバリー(188cm・82kg)は、こちらもオールディフェンシブチームに通算3度選ばれた守備の名手として知られる。
もっとも、ポールはベバリーの批判をグリーンから聞かされても鼻で笑い、余裕の表情。「(1日は)24時間しかないんだ。僕は何か起きてすぐさまスマホへ向かうような男じゃない。自分の仕事のうえで成り立っているんだ」と意に介すことはなかった。
ウォリアーズはポールに加え、オールディフェンシブチームに現役2位の8回選ばれた経験を持つグリーンもいる。ポールにとって、ベバリーの発言はモチベーションを高める材料に過ぎないだろう。
ウォリアーズとシクサーズは今月30日と2月7日に対戦が組まれている。ポールは1月7日に左手の修復手術を受け、全治4~6週間の離脱中。そのため、初戦でプレーすることは難しいが、2戦目には復帰している可能性もある。闘争心旺盛な両者による"コート上のマッチアップ"に注目したいところだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
関連記事
- 「昨夜はリーブスしかガードしたくなかった」闘将ベバリーが元同僚にリベンジ「引退するまでヤツを追っ払ってやる」<DUNKSHOOT>
- NBAオールスターの先発メンバー発表、レブロンが史上最多20年連続出場!7年ぶりに東西対抗形式が復活【ファン投票最終結果】<DUNKSHOOT>
- “史上最悪のトレード” を経て、躍進を果たすウルブズの絶対的支柱に。ゴベアが語る今季の充実ぶりとその理由<DUNKSHOOT>
- 「数年前まではガードが支配していた。でも…」エンビード、ヨキッチらに続き、若手の台頭で再びビッグマンの時代が到来?<DUNKSHOOT>
- キャリア晩年のジョーダンが現在のレブロンほど批判されなかった理由は?元同僚は「MJのチームにデイビスはいなかった」<DUNKSHOOT>