現地時間2月1日、NBAは18日にゲインブリッジ・フィールドハウス(インディアナ州インディアナポリス)で開催される「NBAオールスターゲーム2024」に出場するリザーブ選手計14名を発表した。
ウエスタン・カンファレンスではゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリー(10回目)を筆頭に、ロサンゼルス・レイカーズのアンソニー・デイビス(9回目)、ロサンゼルス・クリッパーズのポール・ジョージ(9回目)とカワイ・レナード(6回目)、フェニックス・サンズのデビン・ブッカー(4回目)、ミネソタ・ティンバーウルブズのカール・アンソニー・タウンズ(4回目)とアンソニー・エドワーズ(2回目)が選ばれた。
このうち、1日終了時点でウルブズはウエスト首位の34勝14敗(勝率70.8%)、クリッパーズは3位の31勝15敗(同67.4%)、サンズが6位の28勝20敗(同58.3%)でプレーオフ出場圏内の上位にいる。一方、レイカーズは25勝25敗(同50.0%)で9位、ウォリアーズは20勝24敗(同45.5%)でプレーイントーナメント圏外の12位に沈んでいる。
夢の祭典に選ばれるのは各カンファレンス12人、東西合わせて24人という狭き門。リザーブメンバーは各チームのヘッドコーチ(HC)の投票によって決まるため、一概に人気投票とは言えないものの、毎年好成績を残しながらオールスター入りを逃す“落選組”が出てしまうのも事実だ。
そんななか、ウエスト5位の27勝19敗(勝率58.7%)と好位置にいるサクラメント・キングスのマイク・ブラウンHCは、今回の人選に納得できていないようだ。
昨季は就任1年目でキングスをプレーオフへ導き、ディアロン・フォックス、ドマンタス・サボニスの2人をオールスターへ送り込んだ指揮官だが、今年はいずれも不選出。発表直後、次のように不満を吐露した。
「NBAとキングスのバスケットボールを見ている人なら、誰もがディアロンとドマンタスがオールスター入りすべきだと思っているはずだ。彼らは信じられないほどのエリートレベルでプレーしている。ドマンタスはダブルダブルで歴史的な数字を残しているし、ディアロンは3ポイントでキャリア最高の数字をマークしている。毎年、選ばれるに値する選手たちが落選しているが、今年に関しては明らかな過ちだ」
今季のサボニスは全46試合の出場で平均19.9点、リーグトップの13.0リバウンドに、いずれもキャリアハイの8.0アシスト、フィールドゴール成功率61.6%をマーク。さらにダブルダブルはリーグベストの42回、トリプルダブルも2位の13回を記録している。
フォックスも40試合に出場して自己最高の平均27.2点に4.1リバウンド、5.5アシスト、1.60スティールに加え、指揮官が話したように3ポイントの試投数(平均7.9本)と成功数(同3.0本)、成功率(38.0%)でキャリアハイの数字を叩き出している。
主軸2選手が見事なパフォーマンスで牽引し、チームもウエスト5位の好位置にいながら、オールスター選出ゼロという結果にブラウンHCが怒りを露わにするのは当然なのかもしれない。
なお、タレントが豊富なウエストでは、首位ウルブズの守護神ルディ・ゴベア、ヒューストン・ロケッツで主軸に成長したアルペレン・シェングン、昨季王者デンバー・ナゲッツで第2の得点源として活躍するジャマール・マレーといった実力者たちも落選している。
文●秋山裕之(フリーライター)
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ウエスタン・カンファレンスではゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリー(10回目)を筆頭に、ロサンゼルス・レイカーズのアンソニー・デイビス(9回目)、ロサンゼルス・クリッパーズのポール・ジョージ(9回目)とカワイ・レナード(6回目)、フェニックス・サンズのデビン・ブッカー(4回目)、ミネソタ・ティンバーウルブズのカール・アンソニー・タウンズ(4回目)とアンソニー・エドワーズ(2回目)が選ばれた。
このうち、1日終了時点でウルブズはウエスト首位の34勝14敗(勝率70.8%)、クリッパーズは3位の31勝15敗(同67.4%)、サンズが6位の28勝20敗(同58.3%)でプレーオフ出場圏内の上位にいる。一方、レイカーズは25勝25敗(同50.0%)で9位、ウォリアーズは20勝24敗(同45.5%)でプレーイントーナメント圏外の12位に沈んでいる。
夢の祭典に選ばれるのは各カンファレンス12人、東西合わせて24人という狭き門。リザーブメンバーは各チームのヘッドコーチ(HC)の投票によって決まるため、一概に人気投票とは言えないものの、毎年好成績を残しながらオールスター入りを逃す“落選組”が出てしまうのも事実だ。
そんななか、ウエスト5位の27勝19敗(勝率58.7%)と好位置にいるサクラメント・キングスのマイク・ブラウンHCは、今回の人選に納得できていないようだ。
昨季は就任1年目でキングスをプレーオフへ導き、ディアロン・フォックス、ドマンタス・サボニスの2人をオールスターへ送り込んだ指揮官だが、今年はいずれも不選出。発表直後、次のように不満を吐露した。
「NBAとキングスのバスケットボールを見ている人なら、誰もがディアロンとドマンタスがオールスター入りすべきだと思っているはずだ。彼らは信じられないほどのエリートレベルでプレーしている。ドマンタスはダブルダブルで歴史的な数字を残しているし、ディアロンは3ポイントでキャリア最高の数字をマークしている。毎年、選ばれるに値する選手たちが落選しているが、今年に関しては明らかな過ちだ」
今季のサボニスは全46試合の出場で平均19.9点、リーグトップの13.0リバウンドに、いずれもキャリアハイの8.0アシスト、フィールドゴール成功率61.6%をマーク。さらにダブルダブルはリーグベストの42回、トリプルダブルも2位の13回を記録している。
フォックスも40試合に出場して自己最高の平均27.2点に4.1リバウンド、5.5アシスト、1.60スティールに加え、指揮官が話したように3ポイントの試投数(平均7.9本)と成功数(同3.0本)、成功率(38.0%)でキャリアハイの数字を叩き出している。
主軸2選手が見事なパフォーマンスで牽引し、チームもウエスト5位の好位置にいながら、オールスター選出ゼロという結果にブラウンHCが怒りを露わにするのは当然なのかもしれない。
なお、タレントが豊富なウエストでは、首位ウルブズの守護神ルディ・ゴベア、ヒューストン・ロケッツで主軸に成長したアルペレン・シェングン、昨季王者デンバー・ナゲッツで第2の得点源として活躍するジャマール・マレーといった実力者たちも落選している。
文●秋山裕之(フリーライター)
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