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国内バスケ

元NBA選手の活躍度をチェック!渋谷を牽引する大黒柱はデューク大卒、レイカーズ出身のオールラウンドビッグマン【サンロッカーズ渋谷】

鳴神富一

2019.12.28

名門デューク大を経てレイカーズで3シーズンプレー。華々しいキャリアを引っさげ、日本にやってきた。(C)Getty Images,B.LEAGUE

名門デューク大を経てレイカーズで3シーズンプレー。華々しいキャリアを引っさげ、日本にやってきた。(C)Getty Images,B.LEAGUE

 日本のプロバスケットボールリーグ、Bリーグは今季で設立4年目を迎えた。同リーグは年を追うごとに成長を続け、ネームバリューのある外国籍選手たちも増加。そのなかにはNBAでプレー経験のある選手も少なくない。現在Bリーグで戦っている元NBA選手たちはどのような経歴で日本にやってきたのか。そして、どんな活躍を見せているのか――。

 過去2回は宇都宮ブレックス、アルバルク東京とBリーグで頂点に輝いたチームにいる元NBA選手を紹介してきたが、この2チームのほかにも強豪ひしめくB1東地区にはまだまだ大物選手がプレーしている。NBAを代表する“あの名門”を含めて4シーズン戦い抜いたオールラウンドビッグマン。サンロッカーズ渋谷(以下SR渋谷)のライアン・ケリーだ。

 今季の渋谷は第14節を終えて15勝9敗と過去3シーズンを上回る勝率を記録し、東地区で3位につけている。特に平均得点はリーグ1位の千葉ジェッツ(平均85.0点)に次ぐ全体2位(同84.8点)と高い攻撃力を誇る。その中核を担うのがケリーだといっても過言ではない。
 
 名門デューク大出身のケリーは1年時にNCAAチャンピオンに輝くなど、4年間チームの主力として貢献。その後、2013年のドラフト2巡目48位でロサンゼルス・レイカーズから指名を受けてNBAの舞台に足を踏み入れた。レイカーズではスーパースターのコビー・ブライアントとともに3年間プレー。特に1年目は59試合に出場し平均8.0点、3.7リバウンドをマークしている。その後アトランタ・ホークスで1シーズンプレーし、4年間で通算163試合出場、平均6.0点、3.1リバウンドの成績を残した。NBAの舞台を去った後はスペインリーグで1シーズンプレーし、昨季からBリーグの舞台にやってきた。

 昨季のSR渋谷にはレイカーズでチームメイトだったロバート・サクレが所属しており、ともにチームの主力として日本で共演を果たす。チームカラーも同じイエローということもあり、まるで日本でレイカーズの試合を見ているような感覚をファンに与えてくれた。
 
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