今季のミネソタ・ティンバーウルブズはレギュラーシーズンをウエスタン・カンファレンス3位の56勝26敗(勝率68.3%)で終え、3年連続のプレーオフ進出を果たした。
1回戦ではケビン・デュラント、デビン・ブッカー、ブラッドリー・ビールの強力ビッグ3率いる第6シードのフェニックス・サンズに無傷の4連勝。チームとしてはケビン・ガーネット、ラトレル・スプリーウェル、サム・キャセールらを擁した2004年以来20年ぶりにファーストラウンドを突破した。
全試合で2桁得点をマークしたカール・アンソニー・タウンズ、得点&リバウンドで平均ダブルダブルを達成したルディ・ゴベア、ゲームを巧みにコントロールしたマイク・コンリー、攻守にエネルギッシュなプレーを見せたジェイデン・マクダニエルズ、ベンチから効果的な働きで先発陣の負担を軽減したナズ・リードとニキール・アレキサンダー・ウォーカーら、各選手が自身の役割を全うしたが、サンズ撃破の最大の要因となったのが若き主砲アンソニー・エドワーズの爆発だ。
22歳のシューティングガードは、平均31.0点、8.0リバウンド、6.3アシスト、2.00スティール、0.75ブロックと大暴れ。第4戦では40得点(第4クォーターに16点)、9リバウンド、6アシストを叩き出し、ガーネットが保持していたポストシーズンにおける30得点ゲーム(7)の球団記録を更新。シリーズ終了後の会見でデュラントは「俺は彼が大好きだ。彼はリーグ入りしてから、ものすごい成長を遂げている」と舌を巻いた。
大舞台で輝きを放ち、今やリーグ屈指のスター選手となったエドワーズについてチームメイトも称賛を惜しまない。昨季途中からバックコートコンビを組むコンリーは、『TNT』のインタビューでエドワーズを「若い頃のマイケル・ジョーダン」と語った。
「彼は信じられないよ。彼に関して何よりも重要なのはメンタリティだ。僕はアンソニー・エドワーズほど自分のことを信じている男に会ったことも、チームメイトになったこともない。彼は地球上で(自分が)最高の選手だと思っているんだ」
さらに36歳の司令塔は、「彼の最も印象的な部分は、ディフェンスでの競争力だ。フロアの両サイドでゲームを支配する能力を持っている選手はそう多くない。彼をチームメイトに迎え、近くで学べることにとても興奮しているよ」と14歳年下の後輩に感銘を受けたと明かした。
エドワーズは以前、ジョーダンと比較されることについて「彼はバスケ史上最も偉大な選手。俺は彼の足元にも及ばない」と謙遜していたが、今年のプレーオフで披露している豪快かつ華麗なプレーにより、"神様"と比較する声はさらに増えている。
なお、エドワーズのプレーオフ平均28.9点は、ジョーダン(33.4点)、ルカ・ドンチッチ(32.2点)、アレン・アイバーソン(29.7点)、デュラント(29.3点)、ジェリー・ウエスト(29.1点)に次ぐ歴代6位にランクしている。
ウルブズは5月4日(日本時間5日)にスタートするカンファレンス準決勝で第2シードのデンバー・ナゲッツと対戦する。進化が止まらない"アントマン"が昨季王者を相手にどんなプレーを見せるのか楽しみだ。
構成●ダンクシュート編集部
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22歳のシューティングガードは、平均31.0点、8.0リバウンド、6.3アシスト、2.00スティール、0.75ブロックと大暴れ。第4戦では40得点(第4クォーターに16点)、9リバウンド、6アシストを叩き出し、ガーネットが保持していたポストシーズンにおける30得点ゲーム(7)の球団記録を更新。シリーズ終了後の会見でデュラントは「俺は彼が大好きだ。彼はリーグ入りしてから、ものすごい成長を遂げている」と舌を巻いた。
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さらに36歳の司令塔は、「彼の最も印象的な部分は、ディフェンスでの競争力だ。フロアの両サイドでゲームを支配する能力を持っている選手はそう多くない。彼をチームメイトに迎え、近くで学べることにとても興奮しているよ」と14歳年下の後輩に感銘を受けたと明かした。
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なお、エドワーズのプレーオフ平均28.9点は、ジョーダン(33.4点)、ルカ・ドンチッチ(32.2点)、アレン・アイバーソン(29.7点)、デュラント(29.3点)、ジェリー・ウエスト(29.1点)に次ぐ歴代6位にランクしている。
ウルブズは5月4日(日本時間5日)にスタートするカンファレンス準決勝で第2シードのデンバー・ナゲッツと対戦する。進化が止まらない"アントマン"が昨季王者を相手にどんなプレーを見せるのか楽しみだ。
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