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NBA

アイバーソンは自己破産を回避できた?「今なら10億ドルの価値がある」とレブロンお抱えの敏腕代理人が回想<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2024.05.06

もしポールが代理人を務めていたら、AIは自己破産を回避できた可能性も?(C)Getty Images

もしポールが代理人を務めていたら、AIは自己破産を回避できた可能性も?(C)Getty Images

 ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズは高校卒業とともにプロ入りし、21年間にわたってNBAの最前線で戦い続けてきた。そんな“キング”を支えてきた1人が、旧友のリッチ・ポール。42歳の敏腕代理人が、殿堂入り選手のアレン・アイバーソンに思いを馳せている。

 セント・ビンセント・セントメリー高校から2003年のドラフト全体1位指名を受けNBA入りし、クリーブランド・キャバリアーズ、マイアミ・ヒート、レイカーズの3チームでプレーしてきたレブロン。キャリア21年間で歴代6位の通算1492試合に出場し、NBA記録の4万474得点、同4位の1万1009アシスト、リーグ優勝4回、シーズンMVP4回、史上最多のオールスター選出20回、NBA75周年記念チーム選出など輝かしい実績を残し、将来の殿堂入りが確実視されている。
 
 レブロンがこれまで稼いだ年俸総額は推定4億3500万ドル(約666億円)と“キング”の異名にふさわしいもの。チームとの交渉を担当してきたのが、高校時代からの付き合いであるポールだ。レブロンのほか、アンソニー・デイビス(レイカーズ)やドレイモンド・グリーン(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)もクライアントに抱える敏腕代理人は『SHOWTIME Basketball』の人気ポッドキャスト番組『All The Smoke』に出演した際、代理人を務めてみたかった選手にアイバーソンの名前を挙げた。

「私にとってのAI(アイバーソン)は、彼の存在がカルチャーだと理解する以前から特別な存在だった。もし、特定のバスケットボール選手のビジネスを正しい方法で管理できれば、今日の風景はかなり違って見えるだろう。

 誰もがマイク(マイケル・ジョーダン/元シカゴ・ブルズほか)のようになりたかった。マイクは自分のシグネチャーシューズやブランドを持っていたし、ありとあらゆるものを備えていた。しかし、AIもマイクのようだった。コーンロウ、プレーの才能、ノスタルジア…、想像し得るすべてを持っていた。ヒップホップカルチャーやバスケットボールカルチャーを築き上げた」
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