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【NBA】土壇場で堅守が復活!ウルブズがナゲッツを70点に封じて45点差の歴史的大勝、決着は最終第7戦へ<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2024.05.17

試合開始からエンジン全開のエドワーズは攻守でチームを牽引。途中、腰を痛める場面もあったが、エースの務めを全うした。(C)Getty Images

 現地時間5月16日、デンバー・ナゲッツ(第2シード)とミネソタ・ティンバーウルブズ(第3シード)によるカンファレンス準決勝第6戦が行なわれ、115-70でウルブズが勝利。シリーズ3勝3敗として決着は第7戦に持ち越されることとなった。

 ウルブズにとっては2連勝後、3連敗を喫してあとがなくなった背水の一戦。立ち上がりこそナゲッツが9-2と好スタートを切るも、ここからウルブズが一気に流れを奪い返す。

 エースのアンソニー・エドワーズのトランジションダンクを皮切りに、オフェンシブ・リバウンドから3ポイント、カール・アンソニー・タウンズからルディ・ゴベアへのアリウープなどが決まって、第1クォーター中盤の約5分間に24-2のランを展開。ホームの大声援も味方につけ、完全に主導権を掌握した。

 その後も手を緩めないウルブズは、59-40で迎えた後半も開始から8-2のランでリードを25点に拡大。第4クォーター開始2分過ぎに30点差まで広げたところで、ナゲッツは主力をベンチに下げ、早々に白旗を上げた。
 
 ウルブズはエドワーズがゲームハイの27得点、4アシスト、3スティール、ジェイデン・マクダニエルズが21得点、2ブロックと両ウイングが攻守に躍動。

 さらに司令塔のマイク・コンリーが13得点、6アシストをあげたほか、タウンズが10得点、13リバウンド、ゴベアが8得点、14リバウンド、今季の最優秀シックスマンのナズ・リードが10得点、11リバウンドと、3人でインサイドを死守した。

『Sports Center』の発表によると、プレーオフで前年王者相手の45点差勝利は史上最多。リバウンドはチーム全体で62本を獲得(ナゲッツは43本)し、終盤のベンチメンバーの時間帯も含め、後半は相手をわずか30点に封じ込めた。

 一方、敵地で完敗のナゲッツは、22得点、9リバウンドのニコラ・ヨキッチ以外は、アーロン・ゴードンの12得点が最多。ウルブズの激しい守備の前に、ジャマール・マレーはフィールドゴール18本中成功4本で10得点、チーム全体では同成功率30.2%(26/86)と、3連勝中の勢いが完全に止められてしまった。

 勝った方がシリーズ突破となる運命の第7戦は3日後の19日(日本時間20日)、ナゲッツのホームで行なわれる。

構成●ダンクシュート編集部

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